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2019.2.18

アートとカフェは切り離せない。素晴らしいアートスポットにある素晴らしいカフェたち

café TEIEN(カフェ庭園)東京都庭園美術館Café 1894三菱一号館美術館サロン・ド・テ ロンド国立新美術館The Bowl Steakhouse(ザ ボウル ステーキハウス)チームラボ プラネッツ TOKYO

東京の素晴らしいアートスポットには、必ずと言っていいほど素敵なカフェがある。作品を楽しんだ後の高ぶった感性を、さらに刺激してくれる場所なのだ。アート鑑賞に加えてカフェタイムの時間も確保しておきたい、ミュージアムカフェに注目。

café TEIEN東京都庭園美術館

朝香宮邸宅は、1933(昭和8年)に当時世界的に流行していたアール・デコ様式を取り入れて建造された。この歴史的な建物を活用し、1983年に美術館として開館した「東京都庭園美術館」。目黒駅と白金台駅のちょうど中間地点にある同館は、緑豊かな庭園に包まれる都心とは思えないロケーションが魅力だ。そんな爽やかな緑に囲まれた中で、優雅にティータイムを楽しむことができるスポットがある。エリア内に設置された新館の1階にある「café TEIEN」だ。自然光が全面に差し込むガラス張りの設計で、開放的な空間が用意された同店。まるで自然と同化したかのような、喧騒を離れた癒しのひと時を過ごすことができるのだ。
さらにメニューには、カフェメニューに加えて、そのシーズンに開催されている展覧会の内容とコラボしたケーキや食事がラインナップ。目と舌でアートを楽しむことができるのだ。鑑賞後は作品をイメージした一皿を堪能しながら、展覧会の余韻に浸ろう。

Café 1894三菱一号館美術館

JR東京駅の丸の内口から、モダンな雰囲気の街路を歩くこと徒歩5分。特徴的な赤煉瓦の「三菱一号館美術館」が見えてくる。三菱が1894年に建設した三菱一号館を復元した同館は、明治の時代風情を感じるレトロな造り。コレクションは、建物と同時代の19世紀末西洋美術を中心とした作品を収蔵している。
そんな「三菱一号美術館」でアートを楽しんだ後に訪れたいのが、お隣にあるカフェ・バー「Café 1894」。同店は創建当時に銀行営業室として利用されていた空間を復元しており、エントランスを入ってすぐには銀行窓口、そして照明器具は明治期のガス燈を再現して設置。そんなクラシカルな雰囲気の中で、併設美術館の展示とコラボレーションしたカクテルや料理を堪能することができるのだ。目にも鮮やかなメニューが展開され、まるでアート作の続きを鑑賞しているかのよう。ここで時間を過ごしてこそ、「三菱一号館美術館」の作品鑑賞は終了する。

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サロン・ド・テ ロンド国立新美術館

黒川紀章氏設計により「森の中の美術館」をコンセプトに建てられた「国立新美術館」は、曲線を活かした独創的なデザインで、建物そのものも芸術品ようだと謳われる美術館。コレクションを持たず、国内最大級の展示スペースを生かした多彩な展覧会を開催し、さらに美術に関する情報や資料の収集・公開・提供など、アートセンターとしての役割も果たす、新しいタイプの施設だ。
そんな美術館の二階に、巨大な逆円すいの最上部に広がるティーサロン「サロン・ド・テ ロンド」がある。カフェ自体も作品かのように、美術館内のどの角度から見ても美しい形をしているこちら。対して店内からの景色は、まるで空中に浮いているかのように美術館を見渡せるのだ。鑑賞後は、ケーキやマカロンなどのセットメニューをお供に、しばし美術館の独創的な空間に浸ること数十分。そこからなかなか腰を上げられないほど、美術館とカフェを含めた空間に魅了されてしまうことだろう。

The Bowl Steakhouseチームラボ プラネッツ TOKYO

photography by nacasa & partners

2020年秋までの期間限定で新豊洲駅前にオープンしている、デジタルアートを体感できる超巨大没入空間「チームラボ プラネッツ TOKYO」。見たことのない作品と圧倒的なスケール感で話題の同施設だが、そこに併設されたフードスポットも先進的だ。「The Bowl Steakhouse」は、さまざまな植物が生息する森の中にあるステーキレストラン。 同店には壁がなく、屋根は透明ガラス。つまりレストランと森には明確な境界がなく、森の中に溶け込んだ非日常空間が広がっているのだ。さらに、 店内には長く繋がった大きなベンチが鎮座し、誰もが肩を並べて食事の時間を楽しむことができる。建物や家具、植物などがシームレスに配置され、そこに訪れる人々も含めて、すべてが一体化した空間なのだ。
何と同店は、一般利用が可能。「チームラボ プラネッツ TOKYO」のチケットが無くても気軽に楽しめるので、アート好きは必見だ。