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2019.8.25

圧倒的な”写真力”。昭和・平成・令和のスターに見る「篠山紀信展 写真力」

篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN The Last Show

「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN The Last Show」が、9月5日(木)から10月27日(日)まで、東京ドームシティのGallery AaMo(ギャラリー アーモ)にて開催される。

本物の“写真力”がある作品群

篠山紀信といえば、言わずと知れた日本を代表する写真家のひとり。1950年代後半より写真活動をスタートさせ、現在もなお写真界の第一線を走る彼は、常に時代の先端を撮影し続けている。

「篠山紀信展 写真力」は、2012年に熊本市現代美術館で開幕して以降、これまでに全国32会場を巡回し累計約99万人を魅了してきた展覧会。本展もダイナミックな展示空間の中、篠山紀信が自ら「写真の神様が降りてきた」と厳選した作品を堪能できる。特に、篠山紀信の主戦場である有名人のポートレートを中心とした作品群は圧巻。昭和のスターを写し出した作品から、令和に発表した新作まで、力強い写真表現を間近に体感したい。

5部構成からなる見応えある展示

展示は、「GOD」「STAR」「SPECTACLE」「BODY」「ACCIDENTS」の5つのセクションにわけられる。

樹木希林 2018年

「GOD」では、ジョン・レノンや樹木希林など、亡くなってしまった後も人々の心の中に生き続ける著名人を集めた。

広瀬すず 2017年

「STAR」には山口百恵、長嶋茂雄、広瀬すずの写真をはじめ、各時代におけるスターたちが登場。また「SPECTACLE」では、歌舞伎や国民的美少女・後藤久美子をめぐるファンタジー、「BODY」では18歳の宮沢りえを撮影した作品など、ヌードがみせるさまざまな美学を提示する。そして「ACCIDENTS」では、東日本大震災で被災した人々の肖像を展示。「ここに立ってレンズを見て下さい」とだけ言って撮影をしたという、切り詰めた表現による作品が並ぶ。

多くの人々を撮影してきた篠山紀信ならではの見応えある作品群。巨大な画面で迫力を出し、写真の持つ力や可能性をより体感できる展示は他に類を見ない力強さだ。今回がシリーズ最後の開催となり、7年間の集大成として臨むという本展をお見逃しなく。