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現代的アレンジが魅力。日本茶スタンドカフェ「八屋」で気軽に日本茶デビューを

現代的アレンジが魅力。日本茶スタンドカフェ「八屋」で気軽に日本茶デビューを

昨今、日本茶スタンドが増えている。スタンドスタイルになったからといって、日本茶へのハードルが完全になくなったわけではないが、目新しいドリンクやかわいいフードもある日本茶スタンドカフェ「八屋」なら、初心者でも十分に楽しめそうだ。

北参道駅から徒歩2分。日本茶スタンドカフェ「八屋」は、駅前を走る明治通りの裏路地にある。美しい白壁、小窓にかかる控えめな暖簾、竹造りのベンチと行灯が置かれた石庭風の軒先など、気品漂う店構えに思わず目を奪われる。

店名の由来は、茶摘みの最盛期である「八十八夜」や末広がり(縁起を担ぐ)の「八」の意から。そんな八屋がこの場所から発信するのは、「現代における日本茶の新しい楽しみ方」だ。「多くの人に気軽に日本茶に触れてもらい『日本茶っていいな』と、気づいてもらえる場所にしたい」と、スタッフの木村さんは話す。

そうは言っても、もともと日本茶にあまり馴染みがない人が「日本茶を飲んでみよう」という気になるには、なかなかに高いハードルがあるだろう。だからこそ八屋では、「日本茶の新しい楽しみ方」としてオリジナルドリンクに力を入れている。

急須で淹れるストレートの日本茶を揃える一方で、各種茶葉のラテ、フルーツシロップや炭酸入りのお茶、ホイップクリームをトッピングしたシェイク風のスムージーなど、ご褒美ドリンクやスイーツ感覚で楽しめるメニューを豊富にラインナップ。「日本茶」であることを意識させすぎない見せ方に変えることで、そのハードルをぐっと低くしようというのだ。

茶葉は主に「カネ十農園」(静岡県)と「ティーファーム井ノ倉」(奈良県)から仕入れる。

「特にはじめは『日本茶を飲みに行く』という感覚でなくてかまわないと思っています。思わず写真に撮りたくなる店構え、華やかな見た目やとスイーツのように楽しめるドリンクをきっかけに、まずは店を知り、来て、お茶を淹れる様子や茶葉を見るだけでもいいから日本茶に触れてもらうこと。それが『日本茶っていいな』と気づいてもらうための、第一歩です」(木村さん)。

もちろん、実際にそう思ってもらうためには、オリジナルドリンクの中で、日本茶のおいしさを引き出すことが何より重要になる。香りと旨味を逃さないよう、ラテやスムージーにはパウダー状にした茶葉を使用し、ラテは和三盆、スムージーは白あんで甘みを加えることでお茶の風味を引き立てるのが八屋流だ。

そんな“新感覚の日本茶ドリンク”に惹かれて店に訪れるのは、どんな人なのだろう?
「さまざまな企業のオフィスがある北参道という場所柄、周辺で働く方が、外出先から帰社する前やランチのあとに、コーヒースタンドと同じ感覚で寄ってくださることが多いです。皆さん、職場やお付き合いの中でコーヒーを飲む機会はかなりたくさんあるみたいで、『コーヒーばかり飲んでるけど、日本茶もいいね』とおっしゃってくださいます」。

社内外の打ち合わせや商談の場など、普通に仕事や生活をしているだけで、コーヒーを複数回口にするという日も少なくないのだろう。その合間にふと出会う日本茶のほっとする香りや味わいには、まさに「ああ、やっぱり日本茶っていいな」と、実感できそうだ。ラテやスムージーなどの八屋オリジナルドリンクからストレートの日本茶にチャレンジする人も増えているという。

無形文化財にも指定される、新潟「玉川堂」の鎚起銅器の急須を使用。

また、日本そのものの魅力のひとつである季節の移ろいが感じられるのも、八屋の魅力だ。旬の果物でつくる自家製シロップを、煎茶やほうじ茶と掛け合わせたオリジナルドリンク「季節のくだもの茶」では、日本茶で四季を表現する。

「季節のくだもの茶」(左:ゆずきち×煎茶、右:ゆずきち×ほうじ茶)。

秋には柑橘の一種である“ゆずきち”を使った「季節のくだもの茶」が登場。「日本古来のもので、家庭ではあまり馴染みのない果物を使うようにしています。日本茶と一緒に、まだあまり知られていない日本の魅力もお伝えしていきたいですね」と、木村さん。茶葉や果物によって変わる、鮮やかな色合いが楽しめるのも日本茶ならではだ。

「白ばたー餡ぱん」(千駄ヶ谷店限定)と「煎茶ラテ」。

フードメニューは、ころんとしたミニバンズに、極厚にカットしたクリーミーな“白バター”と十勝のこしあんを合わせた「白ばたー餡ぱん」が、サイズ・価格・キュートな見た目とどれをとっても手に取りやすく、幅広い層に人気だという。

「フードだけでも大歓迎ですよ。とにかく店に来ていただいて、日本茶に触れていただくことが、すべての始まりですから」。

ほぼ同時期にオープンした代官山店には連日、スムージーを求めてひっきりなしに若者が訪れるという。美しい庭園風のショップ、華やかなフードや目新しいドリンクをきっかけに八屋を訪れ、日本茶の魅力に気づけば、八屋の楽しみ方も増えそうだ。ラテでもスムージーでもフードでも、まずは気になるメニューから、八屋デビューしてみてはいかがだろう?

取材・文 : RIN

MORE INFO:

日本茶スタンドカフェ八屋 千駄ヶ谷店

エリア: 東京 / その他
住所: 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目1−8-3F
電話番号: 03-6368-6647
営業時間: 月曜日 9:00〜19:00
火曜日 9:00〜19:00
水曜日 9:00〜19:00
木曜日 9:00〜19:00
金曜日 9:00〜19:00
定休日: 土・日・祝(夏季・冬季休暇あり)
公式WEB: http://8ya.jp/