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HOME SPECIAL 東京発汗天国 未来型サウナ、今度はスカイツリーのふもとへ。ドラマ『サ道』のコラボサウナが開設中
未来型サウナ、今度はスカイツリーのふもとへ。ドラマ『サ道』のコラボサウナが開設中

VOL.15 未来型サウナ、今度はスカイツリーのふもとへ。ドラマ『サ道』のコラボサウナが開設中

アウトドアスタイルのサウナが続々と登場している。フェスにグランピングときて、次は商業施設のど真ん中。スカイツリータウン4Fに設置されたスペースでスカイツリーを見上げながら「ととのう」というサウナが登場したのだ。ますます進化する未来型サウナの最前線を体感しよう。

ミライ型サウナエンターテイメント『SKYTREE SAUNA』は、東京スカイツリータウン(R) 4F スカイアリーナにて開催中の “テレ東 冬のあったかパーク” 内にて、12月1日(日)~12月25日(水)の期間限定でオープンしている。前半日程(12/1~12/13)のチケットは発売開始から3分で完売という大反響のこの企画。どんな体験が出来るのか。

取材した日は天気の良い夕暮れ時。スカイツリーの繊細なライトアップが始まるころ。
イベントスペースとして活用されているスカイアリーナの一角にひと際“ミライ感”のあるブースがある。受付を済ませて中に入ると、ラグーンブルーの照明によるチルな演出が印象的なサウナスペースがある。

このイベントのためにオリジナルで設計されたサウナルームには、ちょうど3人分、寝そべってサウナを体験できるウッドチェアがある。ロウリュやヴィヒタも完備されており、本格的なサウナが楽しめる。

“IT熱波師”も登場。「OK、Google、電源をつけて」というと、「“熱波師”をONします」と、送風機が動き出し、参加者へ熱波を注いでくれるという楽しい演出も。

ロウリュで恍惚とした気分になりながら、寝そべる目線の先には、繊細に輝くスカイツリーがそびえ立っている。

「とにかくライティングにこだわりました。サウナの高揚感をベストなものにするために照明の位置や明るさは細かく調整しています。もちろんスカイツリーの色合いとも合わせています」(プロサウナーで今回の設計にも関わった秋山大輔さん。以下、同じ)

サウナルームを出ると、ジャグジースタイルの水風呂と、3人分のリクライニングチェア。冬の寒空、外気に当たるだけでも十分ほてった体を覚ましてくれるが、やはり「ととのい」のためには短時間でも水風呂に入っておきたいところ。水温は14~15℃。

小型のシャワールームも完備。今回のイベントだけでなくアウトドアスタイルのサウナで重宝されているのが、使用する水を90%以上再利用できるという浄水システムWOTAだ。

「WOTAは、最近ですと、台風や震災時の被災地で導入され、少ない水でも多くの人がシャワーを使える入浴施設として話題になりました。そうした非常時での利用だけでなく、屋外イベントなど他にも利用シーンは沢山あると思っています」

確かに、都会の商業施設でそれなりの水量をつかうサウナスペース。これがあれば、今回のスカイツリーだけでなく様々な場所でサウナイベントが開催されそうだ。

「ただ屋外でサウナを常設するための法整備が整っていないという課題があります。こうした屋外でのサウナイベントをもっと増やしていくために、安全面、衛生面はもちろんですが、制度面でも働きかけをしているところです」

ブームを超えて新たなスタイルになりつつあるサウナ。そのポイントは、テクノロジーやクリエイティブセンスにあることは言うまでもない。「ただ熱いだけでしょ?」と食わず嫌いをしている人も、そろそろ新しいサウナを体験するタイミングになってきた。きっとこれまでのイメージが覆されるはず。

ところで今回のスカイツリーサウナのキーワードは3人。仲間と連れだって「3人」でサウナを楽しむことを提案している。

「女子3人、男子3人でもいいし、男2人に女1人とか、いろんなパターンで申込みされていますね」

そしてサウナで3人と言えばこのビジュアル

(C)「サ道」製作委員会

今回のスカイツリーサウナは、テレビ東京ほかで放送のドラマ『サ道』とスカイツリーのコラボ企画。今夏、サウナファンの熱烈な支持のうちに放送を終えた『サ道』だが、今後あらたな展開があるということでそちらも見逃せない。

MORE INFO:

【期間終了】SKYTREE SAUNA

エリア: 東京 / 浅草・蔵前
住所: 〒131-0045 東京都墨田区押上1丁目1−2 東京ソラマチ 2F
公式WEB: https://www.tv-tokyo.co.jp/attakapark/