2018年11月17日(土)・18日(日)の2日間限定で、全国の33蔵元の120種類以上日本酒飲み比べができる「Aoyama Sake Flea vol.09」が開催。会場は、青山・国連大学中庭。
豊作祈願と感謝の意を込めて、神様への捧げものとして作られてきたルーツを持つ日本酒。それは、日本の恵まれた自然環境と先人の知恵、そして現代の技術を巧みに組み合わせて完成した一つの芸術作品と言えるほど。
今回で9回目を迎える「Aoyama Sake Flea vol.09」は、そんな歴史的な文脈を汲みながら、今も進化し続ける新しい日本酒に出会えるイベントだ。

新たな文化を創造し、未来の日本酒カルチャーを担っていく若手の蔵人を中心に、料理人やクラフト作家が集結。今のライフスタイルに合った『おいしい・美しい・面白い』日本酒を発信する。
前回開催時は、併催するファーマーズマーケットと合わせて1日約2万人が来場したほどの人気イベントである。

もちろん、お目当ては、全国の33の蔵元の120種類以上の自慢の日本酒を自由に飲み比べできること。
今後、日本酒業界を背負ってゆくクラフトマンシップ溢れる蔵人と、直接話しながら日本酒を嗜める機会は本イベントならでは。酒造りに関する質問や、開発の裏側にあるストーリーを知ることができるチャンスをお見逃しなく。

さらに、第9回目を迎える今回は、日本酒と共に楽しめる料理や器にも注目。
料理は、日本酒とのペアリングで味を完成させるような品々がずらり。江戸流の牛煮込みや焼き鳥からピザなど海外の料理まで、より広い味覚と組み合わせの開拓を提案する。

今回初の試みとして、料理と酒を合わせるフード企画「+SAKE」も行う。「料理とだし」をテーマに、肉料理、魚料理、スイーツの3品と、調理の際に出るだしに酒を合わせるペアリングを提案する。参加料は3,000円。



このほか、日本酒バー「蒼穹(そうきゅう)」(新宿区)の店主・多田正樹が監修する「器」のギャラリーを展開するほか、居酒屋「GEM by moto」(恵比寿)の千葉麻里絵とラーメン店「饗(もてなし)くろ㐂
」の黒木直人に夜トークショーも予定(参加料2,000円)。

日本酒を飲むと人は笑顔になり、会話が生まれ、笑いが生まれ、つながりが生まれる。そんな人々をつなげる日本酒、進化する日本酒を発見できる本イベント。
今年生まれる新たな日本酒の文化は何なのか?その答えはきっと、ここで見つかるはず。