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HOME SPECIAL TRAVEL-ALIVE(あの旅先の今とこれから) KYOTO(京都の旅の今) 京都の観光地はどんな対策をしている?京都タワーとホテルのコロナ対策をレポート
京都の観光地はどんな対策をしている?京都タワーとホテルのコロナ対策をレポート

京都の観光地はどんな対策をしている?京都タワーとホテルのコロナ対策をレポート

例年よりも観光客の少ない京都。しかしその中でも、人気のスポットやホテルでは、それぞれ万全の対策をとり、訪れた人を迎え入れている。まだ旅に不安があるという人も、再び安心して楽しめるよう、まずはどんな対策を取っているかを知ることから始めよう。

消毒も換気も徹底。京都のシンボル、京都タワーの対策

京都の玄関口にあり、街を照らす灯台をイメージして建てられた京都タワー。市街では一番高い建物で、地上100mの展望室からは東山三十六峰をはじめ、山々に囲まれた古都京都の市街地が360度楽しめる。

そんな京都タワーでは現在、様々な感染防止対策がとられていた。

まず、入場の際には検温と、マスク着用が求められる。館内を案内するスタッフもマスクと手袋を着用していた。

館内には消毒液が至る所にあり、展望室では目元に触れる望遠鏡は使用不可。床にはフィジカルディスタンスを保つための印があり、換気もされているので風通しはかなり良かった。さらに各所20分に1回の消毒も行われており、徹底した対策の中で運営されているので安心感があった。

ホテルだからこそ入念。スモールラグジュアリーホテル「そわか」の対策

数寄屋造りの元老舗料亭で、2019年にオープンしたばかりのスモールラグジュアリーホテル「そわか」。ホテルの設計は、「京都建築賞(藤井厚二賞)」等、数々の受賞歴がある新進気鋭の建築家、⿂⾕繁礼率いる⿂⾕繁礼建築研究所が担当した。

伝統とモダンを取り入れた人気の宿でも、従業員のマスクの着用を始め、客室の消毒、殺菌のためのオゾン発生機の設置などの感染防止対策を実施。特に人の手が触れるドアの取手や、フロントのペン、客室に設置してある電話などは念入りに消毒をしている。

さらに今は1週間泊まれるプランの提供も開始。少々高額ではあるが、気になる人はチェックしてみてはいかがだろう。

今ならより一層の静寂を感じられる「祇園畑中」の対策

京都駅からタクシーで15分ほどの「祇園畑中」。表に八坂神社、裏に高台寺という環境にあり、都会に近いにも関わらず静寂を感じられるこの宿は、まさに「市中の山居」のような宿である。

こちらでも、利用客の検温の実施や、共用部の消毒、館内の換気、部屋に殺菌できるオゾン発生器を設置するなどの対策を行なっている。

宿は普段から落ち着いた雰囲気ではあるが、観光客の少ない今はさらなる静けさを味わえるはず。宿の魅力の一つである美味しい京料理とともに、京の“趣”を堪能したい。

京都の名だたる観光スポットや旅館はどこも、しっかりとした対策をとっていた。こうした各施設の感染防止策を知ることは、Withコロナ時代においては、旅先を選ぶために重要な指標である。安心して旅を楽しむためにも、各施設が発信する情報をキャッチしておこう。