HOME NEW TRENDS 書籍「366日 風景画をめぐる旅」で1日1点、美しき絵画の世界へトリップ
書籍「366日 風景画をめぐる旅」で1日1点、美しき絵画の世界へトリップ

書籍「366日 風景画をめぐる旅」で1日1点、美しき絵画の世界へトリップ

モネ、ルノワール、ゴッホ、クリムトなどの巨匠たちの名作から、北欧やロシアなどの知られざる作品までさまざまな作品が収録された、1日1点、風景画が楽しめる画集「366日 風景画をめぐる旅」が発売されている。美術、映画、音楽、文学、都市論、ファッションなど幅広い分野で執筆を行う、著者・海野弘のわかりやすい解説は、絵画の見方や知識も身につくので、ページをめくるだけで美術館に行って音声ガイドを聴いているかのよう。紅茶でも淹れながら、美しい四季折々の風景に思いを馳せてみよう。ほっと一息つくひとときは、なんだか心を温かく、豊かにしてくれるはずだ。

今日は、どこを旅する?

コロナ禍で海外旅行をすることが難しくなって久しいが、ページをめくれば、花が香り咲く春の様子、夏の舟遊びの風景、紅葉が野山を彩る秋、冬の美しい雪景色など、四季折々の美しい風景に出会える。「366日 風景画をめぐる旅」があれば、美しい絵画の旅へすぐに出かけることができるのだ。

モネ、ルノワール、ゴッホ、クリムトなどの巨匠たちの名作から、北欧やロシアなどの知られざる作品まで、366点の風景画が収録されているので、1日1点、1ページ目からゆっくりと、366日をかけて旅するように楽しむのもよし、今の季節に合ったページを開いて、春を心待ちにする気持ちを重ね合わせながら楽しむのもよし、ランダムにぱっと開いたページから思いがけないインスピレーションを受ける楽しみを味わうのもよし、さまざまな楽しみ方ができる画集だ。

絵画の見方や知識も身につく解説

解説は、雑誌『太陽』の元編集長でもあり、美術、映画、音楽、文学、都市論、ファッションなど幅広い分野で執筆を行う海野弘が担当。数行の完結な解説は、時代背景や作者のこと、描かれた意図など、アート初心者にもわかりやすくまとめられている。加えて、作品を目にしたひとりひとりが、そこからそれぞれに何かを感じ取ることができる余白を含んだ、絶妙な塩梅も魅力。絵画の見方や知識も身につくので、ページをめくるだけで、まるで美術館に行って音声ガイドを聴いているかのように楽しめる。

たとえば、夜、寝る前に、あたたかい紅茶でも淹れて、ほっとひと息つきながら美しい作品に触れるひとときは、おうち時間を豊かにしてくれるだろう。また、アイデアに行き詰まった時、ぱっと開いたページの作品から、現状を打破するようなインスピレーションを受けることができるかもしれない。この画集に描かれた場所である海外への旅行はもちろん、美術館さえも気軽に行きづらくなってしまった現状において、ぜひ手元に置いておきたい1冊だ。