未来の自分へ手紙を送れるブランド「自由丁」から、ひと月の日々を振り返る手紙の定期便「Calendar Letter(カレンダーレター)」がリリースされた。毎月、カレンダーを眺めながらその月を振り返るように手紙を綴り、専用の封筒に入れて送る。すると最初に投函してから1年後に、それまで書いた手紙たちが1冊にまとまって届く仕組みだ。手紙を書くということは、自分の気持ちに素直に向き合い、表現するということ。Calendar Letterを通して、忙しない日々のなか生まれては消える想いたちに耳を傾ける時間をつくろう。いまは何気ない言葉も、少し先の未来ではあたたかなメッセージとして受け取れそうだ。
台東区・蔵前に店舗を構える自由丁は、“未来の手紙カルチャーをつくる”ブランド。1年後の自分に手紙を書く「TOMOSHIBI LETTER」が人気だ。WEBショップで専用のレターセットを購入すれば、自宅で手紙を書くこともできる。
今回新たに発売されたCalendar Letterは月に1回ずつ、手紙を綴るスタイル。最初に手紙を出してから1年後に、アルバムのように1冊にまとまって手紙が届く仕組みだ。
セットになっているのは、毎月のカレンダーを一枚の手紙にした「日々、/ Calendar Letter」と手紙を書くための道しるべとなる「Reflection Card」。まずは季節に合わせた質問に沿ってその月の出来事を気軽に思い返すことができるので、「何から書いていいかわからない」という人も安心だ。加えて、購入者だけが聴ける音声生配信番組「振り返りラジオ@自由丁FM」が毎月生配信される。このラジオを聴きながら、一緒に月のできごとを振り返ってもいいだろう。
面と向かってうまく話せない想いも、手紙だったら照れずに伝えられる。想いを素直に表現できるのは「自分への手紙」でも同じことだ。ともすれば簡単に忘れてしまうちいさな感動や心の機微も、毎月手紙に書くことでゆったりと振り返り、素直な自分の言葉でのこしておくことができる。手紙を書く時間は、自身の正直な気持ちとともに過ごす時間ともいえる。そうして言語化された想いは、SNSとも日記とも違う、純度の高い日々の記録になるはずだ。
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