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薬味好きのあの人を喜ばせたい!食卓を美しくする、手仕事のスプーン

VOL.25 薬味好きのあの人を喜ばせたい!食卓を美しくする、手仕事のスプーン

自分自身が日常的に使っているアイテムは、「これ、本当におすすめだよ」と贈りやすい品のひとつ。 今回は、石川県金沢市にアトリエを構え、彫金師としてジュエリーを手掛けながら、生活の道具の制作にも取り組む、竹俣勇壱さんのカトラリーを紹介する。

文:白石亜希子(Harumari TOKYO)

スプーン・フォーク S 各2,750円(税込)

“カンカンカン”と小気味好い音色を奏でながら、金属の板を叩いて形成する鍛金技法を用いて作るのは、金沢市にアトリエを構える作家・竹俣勇壱さんオリジナルのカトラリー。ステンレスの上品な光沢とともに、アンティークのように味わい深い表情も愉しめる、手仕事の品だ。

竹俣さんのカトラリーは、実際にレストランで使われていることも多く、普段の日常の中にもちょっとした非日常性をもたらしてくれる。手にしたときの程良い緊張感で持つ人の所作が美しくなるようにと、敢えて「使いにくい」形にしたという。といいつつ意外と使いやすく、おすすめなのが、このSサイズのスプーンとフォークだ。

我が家で特に重宝しているのが、なかなかありそうでない、この小さいサイズのスプーン。全長約10センチ、平たいヘッド部分。この仕様が、薬味をすくうのになんともちょうど良いのだ。

暑い日が続いて食欲が落ちがちな夏には、薬味たっぷりの料理が食卓を彩ることも少なくないはず。皿に盛ったしょうがやわさび、瓶の中の柚子胡椒など、本当にささやかだけれど、このスプーンひとつあれば、いつもの夏の食卓に美しさを添えてくれる。

東京では、白金台・プラチナ通りにある「雨晴」などで実際に手に取ることができる。雨晴で美しいラッピングを施してもらうと、よりギフト感が増して喜ばれること間違いなしだ。

衒いのないクラシカルなデザインは、贈る人を選ばない。邪魔しない脇役感、日常的に使いやすいステンレスなので、控えめながら、末長く使ってもらえるアイテムとして活躍してくれることを願い、贈りたい。

竹俣勇壱
WEB:https://www.instagram.com/takemata_yuichi/

雨晴
WEB:https://www.amahare.jp/