サプライズで贈ると先方の冷凍庫の空きスペースがないなど、贈り方が難しいギフトのひとつがジェラートやアイスクリームの類。とはいえ、暑い季節には誰しもが食べたくなるひんやりスイーツ。夏ギフトのラインナップにリスト化しておきたい品だ。今回は、事前に贈ることを伝えておいても、間違いなく驚きと喜びを添えられる華やかなジェラートギフトを紹介しよう。
文:白石亜希子(Harumari TOKYO)
夏にギフトを選びたいとき、ジェラートを贈るという選択肢を無意識に排除してはいないだろうか。先方の冷凍庫のスペースを気にして、アイスクリームのギフトはためらいがちという人も多いかもしれない。しかし、事前に相手に一言伝えていても、十分驚きと笑顔を届ける素敵なサプライズになるジェラートギフトがある。
東京・二子玉川で親しまれている「Gelato 9.(ジェラートナイン)」は、フレンチの料理人でもある、山崎裕太シェフが手がけるジェラート専門店。今回、ギフトとして紹介するのは「季節のジェラートボックス」。
旬の素材を使用した、他では味わえない独自フレーバーと箱を開けたときのカラフルな美しさが魅力だ。
もちろん、開けた瞬間の華やかさだけがウリではない。使用されるのは、シェフの出身地である九州産を中心とした旬の果物や野菜。加工品は一切使わず、素材本来の旨みがダイレクトに感じられる贅沢な味わいだ。たとえば「ポップコーン&ソルト」や「ほうじ茶&胡桃」といった一見、意外な組み合わせのフレーバーも、それぞれが主役となる素材の美味しさを最大限に引き立てるよう計算し尽くされている。
ひと口食べれば、その奥深い味わいと香りの余韻に、誰もが心を奪われるだろう。
老若男女問わず安心して食べられるよう、添加物や生クリーム、小麦粉も不使用。身体への優しさも兼ね備えている点も贈るときに添えたいポイントだ。
目で楽しみ、味わいに感動する、9種類の季節のフレーバーが綺麗に飾り付けされたアートのようなジェラートボックス。
ちなみにボックスサイズは約20cm×20cmで、厚みは5cm程度。気心の知れたメンバーが集まる会の手土産にすれば、フレーバーを選ぶ楽しみも加わりそうだ。
店頭での購入は事前に予約が必要とのことなので注意したい。夏ならではのギフトとして、サプライズと美味しさ、嬉しい気持ちを共有できるだろう。
Gelato 9.
WEB:https://gelato-9.stores.jp/