東京駅から40分、手ぶらで楽しむ冬のアウトドア体験イベント開催

2015年にオープンし、翌年グッドデザイン賞を受賞したカフェ＆コミュニティスペース「椿森コムナ」にて1〜3月限定で開催のイベント「FIRE PLACE KOMUNA」が開催される。暖炉を囲みながら冬空の下、アウトドア気分を満喫できる。

週末遊びのフィールドを都会から自然の中に移す人が増えている。そんな人たちが口を揃えて言うのは「冬こそアウトドアやキャンプが楽しい！」ということ。だが本格的なものとなると準備もいろいろ必要だし、やっぱり寒いし、ちょっと不安…。そんな人に是非訪れて欲しい場所がある。

ツリーハウスのある小さな森「椿森コムナ」

JR千葉駅より歩くこと9分。千葉公園の目の前から住宅街の細道を少し奥に入ると、まるで絵本のような小さな森が現れる。ここはカフェ＆コミュニティスペース「椿森コムナ」。2015年にオープンし、翌年にはグッドデザイン賞も受賞。業界でも注目されているスポットだ。都内から訪れる人はもちろん、地元の子連れママや学生、お年寄りの憩いの場となっている。

「FIRE PLACE KOMUNA」でアウトドア体験

そんな「椿森コムナ」にて1〜3月限定で開催されるイベントが「FIRE PLACE KOMUNA」だ。期間中には、耐火煉瓦を使用したFIRE PLACE(暖炉)が出現。キッチンカーやフードスタンドも日替わりで出店するほか、素材にこだわったオーガニックコーヒーや軽食なども楽しめる。ビール片手にみんなで暖炉を囲めば、冬の空気も一層おいしく感じられそうだ。

週末には、暖炉の火を使った本格的なアウトドア式バームクーヘン作りが楽しめるワークショップも行われるので家族連れはもちろん、アウトドア体験をしたい人にもうれしい。

アーティスティックな空間にも注目

アウトドアを楽しめることを第一としながら、「美」と「遊び」をテーマにした空間はなんともフォトジェニック。手がけたのは、椿森コムナのマネージャー且つアーティストのJesus（ジーザス）さん。廃材を利用したベンチだったり、なんともお洒落なテントだったりと、スタイリッシュでユニークな空間に創り上げられている。

2/1から2/14の期間は、ピンクをテーマに竹を使った巨大なハートのオブジェも出現。シンボルのツリーハウスにもリボンを使ったデコレーションも施されバレンタイン期間をアートに彩る。

冬だからこそ、楽しみたいことがたくさんある。だがキッズやアウトドア初心者にとってはハードルの高いものも多いだろう。そんな中、カフェ感覚でアウトドア体験ができる「FIRE PLACE KOMUNA」はとても魅力的。

絵本のような空間で、火を囲んで暖まりながら冬の星空を見上げたい。

文_諫山由梨子