本と音楽に浸る小さなフェス、上野で開催。

「よい本と、よい音楽に出会う。」がコンセプトのフェス「Lotus music & book café」が、今年も開催される。コトリンゴ、君島大空など、今注目のアーティストも参加する。

2018年にスタートした「Lotus music & book café」は、他の音楽フェスと少し違った特徴を持っている。それは、音楽と一緒に本を楽しめる点だ。立ち上がって声を出して楽しむような普通の音楽フェスとは違い、参加者はステージの音楽をBGM代わりにして本を読んでいても咎められない。オープンカフェのように自由に過ごせるイベントとなっており、子ども連れでも楽しむことができる。

参加アーティストも本好きが集まっている。読書好きを公言しているだけでなく、自らが手掛ける新聞「THE FUTURE TIMES」や、新聞での連載、書籍の執筆を行うアジカンのGotch。

2016年11月に公開され、大ヒットした映画「この世界の片隅に」のテーマ・劇中歌・BGMの全ての音楽を担当し、第40回日本アカデミー賞優秀音楽賞など数々の賞を受賞したコトリンゴ。

そして、昨年フジロックにも出演し、今もっとも注目されているシンガーソングライターの君島大空ら、本への思い入れがあるアーティストが登場する。

また、会場にはVALUE BOOKSのブースが設けられる。長野県上田市を本拠地とするオンライン古書店のVALUE BOOKSが、200万冊におよぶストックの中から、今回のためにセレクトした本を用意する。他にも、出演アーティストにまつわる本の販売や、アーティストが選書した本の販売や、追加で本屋の出店も予定されている。

さらに飲食店も出店するが、こちらの情報は今後発表されるとのことなので、要チェックだ。

音楽フェス好きならいつもとは少し違うひとときを楽しみに、読書好きなら、いつもと違った環境で読書を楽しみに。どちらも満足させてくれそうなフェスなので、気になる方は参加してみてはいかがだろうか。