毎日を充実させる東京のトレンド情報をお届け!
Harumari TOKYOのLINEをチェック

詳しくは
こちら

HOME TOPICS CULTURE 【会期終了】過去最多・約100もの企画を展開!秋の夜長に「ムーンアートナイト下北沢」
【会期終了】過去最多・約100もの企画を展開!秋の夜長に「ムーンアートナイト下北沢」

【会期終了】過去最多・約100もの企画を展開!秋の夜長に「ムーンアートナイト下北沢」

DATE:
2025.09.18

東京・下北沢の街を舞台に、「月」をテーマにしたアートフェスティバル「ムーンアートナイト下北沢2025」が、2025年9月19日(金)から10月5日(日)まで開催される。地域を盛り上げるべく、毎秋の下北沢を彩ってきた本イベント。今年も、誰もが笑顔になるシモキタの秋を満喫しよう。

秋の下北沢・恒例イベントが今年も開催

多様なカルチャーやコミュニティを受け入れ続ける街・下北沢。さまざまな個性をアートでつなぎ、これまで以上に“文化の交差点”として、新たな価値や賑わいを創出したいという願いが込められた「ムーンアートナイト下北沢」は、2022年からスタートし、今年で4回目を迎える人気イベントだ。

毎年連続で登場するのは、下北線路街 空き地に展示されるLuke Jerram(ルーク・ジェラム)による直径7メートルのアート作品《Museum of the Moon》。クレーターの細部まで表現した大きな月がモチーフとなった、まさに本イベントにぴったりのアート作品だ。その精巧さ、美しさに誰もが目を奪われ、月に手が届きそうな感覚を体験できることから、毎回「ムーンアートナイト下北沢」のシンボルとして愛されている。

また今回、「BONUS TRACK(ボーナストラック)」隣接駐車場に、Nelly Ben Hayoun-Stépanian(ネリー・ベン・ハユン=ステパニアン)が手掛けた「Schrödinger’s Cats」が日本で初めて展示される。量子力学における思考実験「シュレディンガーの猫」をモチーフに、天文学や宇宙環境問題、宇宙とのつながりなどを表現している注目作だ。

街を舞台にした新体験「イマーシブシアター『猫町』」

さらに今年は、目玉企画として、参加者が街を歩きながら物語に参加する没入型エンターテインメント「イマーシブシアター『猫町』」を土日祝限定で初開催。(チケットは事前購入制)

下北沢周辺を終の住処とした詩人・萩原朔太郎をモデルに、下北沢駅前広場から世田谷代田駅まで街を巡る構成。イヤホンから聞こえる主人公の声にパフォーマーの演技が加わり、現実と幻想が入り混じった物語の世界を楽しむことができる。

また、“シモキタカルチャー”のひとつ「音楽」ならではの企画として、下北沢周辺で活動するアーティスト・永原真夏が、イベントのテーマソング「ムーンライト」を書き下ろしている。月の光を記憶や願いの象徴として描き、変わりゆく下北沢のなかでも変わらない風景や思いを詰め込んだ楽曲は、イベント期間中に地域商店街で放送するほか、9月26日(金)に下北線路街 空き地でのライブにてお披露目される。

街の施設や店舗が一体となり、アート展示、ワークショップ、グルメ、映画など、過去最多の約100もの企画を展開する「ムーンアートナイト下北沢」。下北沢という街の多彩さに改めて気づかされること間違いなし。秋の夜長を楽しもう。

ムーンアートナイト下北沢2025
WEB:https://moonartnightfes.com/