VOL.36 遊具が充実した郊外の人気スポットで都心から日帰り遠足を楽しもう

近くの公園もいいけれど、ちょっと特殊な遊具や施設があるところまで遠出して、遠足気分で遊び回る一日も楽しい。東京都心から日帰りで行ける人気スポットで、遊具やこども向け施設が充実している公園をまとめました。

都会からすぐ近くの非日常へ

長井海の手公園・ソレイユの丘

三浦半島の南端から太平洋を望む小さな丘。「長井海の手公園・ソレイユの丘」は、都心から電車とバスを乗り継いで１時間半ほどで行ける手軽な非日常スポットです。京浜急行電鉄「三崎口」駅からバスに揺られてゆっくり丘を登っていくと、目印となるカラフルで可愛らしい観覧車が見えてきます。

園内には海を望むメリーゴーランドや「芝そりゲレンデ」、海賊船を模した遊具などの遊びだけでなく、東京近郊では見るのも珍しいアルパカやカンガルーにエサをあげたり、農作物の収穫を体験できたりと、自然や動物と触れあえるイベントも。さらには設備の充実したオートキャンプ場まであります。しかも利用料金もリーズナブル。日帰りでも宿泊でも楽しめる隠れた非日常スポットなのです。

春空のこの日、ファンタジスタさくらださんと愛娘・ゲバたんも、いつにも増してハイテンション。普段は夫のＢｏｓｅさんの仕事で国内を一緒に飛び回っている親子ですが、近場にある自然いっぱいの遊び場で、いつもと違う遠足を楽しんでいました。

ヨーロッパの異世界を体感する

トーベ・ヤンソン​
あけぼの子どもの森公園​

緑豊かな林に囲まれ、北欧の雰囲気を感じることができる公園。施設は可愛らしい建物がならび、施設内にはあえて柵を作らず自然のままにされた小川が流れています。小さな生き物を探索し、不思議な形の建物の中を親子で観察して異世界の中を冒険しているかのような気分を楽しめます。

園内の北欧風カフェ Cafe PUISTOでは、北欧発祥のオープンサンド「スモーブロー」などのメニューが楽しめる。

森の空中あそび
パカブ

パカブとはフランスのグロワ島という小さな島にある漁師たちが作った遊び場。２０１７年に開園したばかりで、フランス・イギリスに次いで世界で３ヶ国目の施設です。
引退した漁師たちが漁網やロープを編んで作ったトンネル状のスライダーができるエリアがあるほか、ネットの上の不思議な空間で空中サッカーや空中バドミントンも楽しめます。

2歳以下の子供専用スペースや、運動禁止エリアもあり、幼い妹や弟と行っても遊べます。ネットで手足が擦れない服装がおすすめ。

広大＆多彩な遊具施設で一日中体を動かして遊ぶ

こどもの国

１００万平方メートルもの広大な遊び場。​牧場やこども動物園、プールにスケート場、さらにはサイクリング、アスレチック場などさまざまな遊び場が充実しているまさに「こどもの国」。羊や牛の餌やりやホースライディング（ポニー）、牛の乳搾りなどの貴重な体験ができるコーナーも。お花見や芋掘りなど四季折々のイベントも充実。通年で楽しめます。

2018年にリニューアルした「なかよし広場」は0歳から12歳児まで年齢に合わせた遊び場があって安心。​こどもの国牧場のアイスクリームもマスト。

京王遊びの森HUGHUG

２０１８年３月にオープンした、こどもが一日中遊べる日本最大級の遊戯施設。​体育・知育・木育がコンセプトで、全身を使い木の温もりに触れながら遊べます。

館内には、大木に見立てた巨大なネット遊具やミニＳＬがあり、ＳＬの線路に囲まれたカフェ・レストランも人気。最新設備なので安全面もしっかりフォロー。知育スペースもあり、ワークショップも随時開催されています。