日本最大級の日本酒イベント「CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS 2020」が、六本木で開催。今年は全国から厳選された130蔵が出店するほか、発酵食品のブースも登場。名酒とのペアリングが堪能できる。
今年で5回目を迎える「CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS 2020」。主宰するのは、元サッカー日本代表の中田英寿氏が率いるJAPAN CRAFT SAKE COMPANYだ。
サッカー引退後、全国を巡る旅に出た中田氏は、旅の中で出会った日本酒の美味しさと文化的な可能性から、2015年にJAPAN CRAFT SAKE COMPANYを設立。日本酒に関するコンサルティングや、全国の日本酒や酒造の検索ができるアプリ「Sakemony」の開発など、日本酒にまつわる様々な活動を行ってきた。
そして2016年に日本の魅力を再発見できる場を提供するプロジェクトとしてスタートした「CRAFT SAKE WEEK」は、これまでに延べ約60万人が来場する人気のイベントに成長。今年は全国の1400の酒造の中から厳選された130の蔵が出店する。
ここまで人気となった理由のひとつは、日本酒に詳しい人もそうでない人も楽しめるよう随所に工夫がされていることだろう。例えば、イベント中は各日テーマを設け、紹介する酒造を10に絞っている。これは、日本酒に詳しい人もそうでない人も酒を選びやすくすることで、お気に入りの酒造や銘柄を見つけて欲しいという思いからだという。
また日本酒と一緒に美味しい料理が味わえるのも、このイベントの特徴。会場には、中田氏が自ら足を運び厳選したという一流レストランが出店し、イベントのために開発したオリジナルメニューをリーズナブルな価格で振る舞う。そして今年は「発酵」をテーマに発酵食品や日本茶のブースも設置するので、日本酒と、日本古来の食とのペアリングも楽しめる。
さらに、会場づくりにもこだわりが。今年のデザインを手がけるのは、フランスの国外建築賞でグランプリを受賞するなど、世界的に活躍する建築家・田根剛。日本の風土が生み出す文化を表現するため、6000個もの「一升枡」を使用し、幻想的な空間を演出するという。
日本酒好きはもちろん、これから日本酒を知りたいという人も楽しめそうな「CRAFT SAKE WEEK」。参加する酒造とレストランの詳細はこれから発表されるとのことなので、今後の情報はチェックしておきたい。
ちなみに、去年は連日、イベント終了時間前に日本酒が完売していたようなので、お目当の日にちを決めたら早い時間に訪れることをおすすめする。
エリア: | 東京 / 六本木 |
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住所: | 〒106-0032 東京都港区六本木6丁目9−1 |
電話番号: | |
営業時間: |
月曜日 12:00〜21:00 火曜日 12:00〜21:00 水曜日 12:00〜21:00 木曜日 12:00〜21:00 金曜日 12:00〜21:00 土曜日 12:00〜21:00 日曜日 12:00〜21:00 祝日 12:00〜21:00 |
公式WEB: | http://craftsakeweek.com/ |
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