【開催中止】今年も六本木アートナイトが開催！ 注目は村上隆×ドラえもんのコラボレーション

※コロナウイルスの影響で開催中止となりました。 六本木の街を舞台にしたアートの祭典「六本木アートナイト」。2009年からスタートし、アート好きの中では恒例行事ともいえる同イベントが、今年も開催されることが決定した。気になるテーマは「マジカル大冒険 この街で、アートの不思議を探せ！」。テーマに沿ってどんなプログラムが展開されるのだろうか？ 最新情報をお届けしよう。

六本木アートナイトとは、さまざまな商業施設や文化施設が集積する六本木を舞台に、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンス等の多様な作品を街なかに点在させ、非日常的な一夜限りの体験をつくり出すイベントだ。六本木ヒルズや森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21DESIGNSIGHT、国立新美術館、六本木商店街など、まさに六本木じゅうを巻き込んだ大規模フェスティバルとなっている。

これまでの開催でもメインに有名アーティストを招聘してきたことで話題となっていたが、「六本木アートナイト2020」でも、ビッグネームの登場が発表された。世界を舞台に活躍し日本を代表する現代アーティストである村上隆氏だ。

今回、彼が選んだモチーフは「ドラえもん」。これまでにも村上氏は、ドラえもんを生み出した漫画家である藤子・Ｆ・不二雄氏とコラボレーションした数々の作品を生み出してきたが、六本木アートナイトでは過去最大級のバルーン作品を制作予定しているという。

また、今回の六本木アートナイトでは、メインプログラムアーティストとしてだけではなく、村上氏のプロデューサー的な側面も楽しめるという。自身が主宰するカイカイキキ所属のアーティストも同様にドラえもんアートの新作を制作。それを村上プロデュースのもと、六本木ヒルズアリーナ、東京ミッドタウン、国立新美術館の３か所に展示する。

「ドラえもん」誕生から50周年というメモリアルイヤーでもある2020年。村上氏いわく「20世紀、日本が生んだ最大のポップアイコン」であるドラえもんが、今を生きるアーティストによってどのようにクリエイティブジャックされるのか、今から楽しみでしかたない。

六本木アートナイト2020は、5月30日（土）から31日（日）にかけて開催。より詳細な情報に関してはこれから随時公開されていく予定なので、気になる人は公式ホームページをチェックしてほしい。