“東京一小さなアイスクリーム工場”「hete」で優しくて甘いひと時を

ライフスタイルショップやビストロなど、小規模ながら個性豊かな店が散見される代々木八幡周辺。この度、富ヶ谷の交差点近くにオープンしたのは、“東京一小さなアイスクリーム工場”の「hete」だ。毎日丹精込めて作るアイスクリームは、ほっと心がほぐれるような優しい味わい。毎日に少しの幸せをくれる、憩いの場になりそうだ。

富ヶ谷で毎日手作りする極上アイスクリーム

「hete」を手がけるのは、「一杯のコーヒーで繋がる都市と地方」がコンセプトのRural Coffeeを運営するRural frontier。コロナ禍を経験したことが、改めて自分自身や身の回りの生活に目を向けるきっかけに。その結果、小さくとも、しっかりと手作りをしていくことを大切にしたいという考えの元この店が生まれた。

店舗があるのは大通りから一本入った閑静な場所。シェアハウスを re;renovationして 1階をアイスクリーム工場に作り変えた。ニュアンスグリーンが印象的な建物からはどこか懐かしさが漂い、自宅に帰ってきたかのような安心感を与えてくれる。

メニューはシンプルなミルクソフトクリームの他に、コーヒージェリーソフトクリーム、ナッツ&ハニーソフトクリームなどバラエティ豊かなラインナップ。コーヒーをはじめとしたドリンクも用意されているため、カフェ感覚で寄るのもおすすめだ。またオープニングイベントとしておおがまめお個展「sh:e/are」が開催される。グッズの販売もあるため、訪れた際はぜひ覗いてみよう。

こういう世の中だからこそ、作り手の顔が見えたり、誰かの温もりが感じられたり、”人との繋がり“を感じられる物の価値が改めて見直されている。「hete」はそんな温かみをアイスクリームに込めて、優しくて甘いひと時をもたらしてくれる。ふらりと寄って舌鼓を打てば、きっとお腹だけでなく心も満たされることだろう。