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HOME TOPICS CULTURE 『未知なるもの』へのロマンを求めて。あのプラネタリウム作品がリバイバル上映
『未知なるもの』へのロマンを求めて。あのプラネタリウム作品がリバイバル上映

『未知なるもの』へのロマンを求めて。あのプラネタリウム作品がリバイバル上映

唯一無二の心地よいエレクトロニック・ミュージックで幅広い層から支持を得た音楽家レイ・ハラカミ。今年で没後10年を迎える追悼企画として、日本科学未来館では、レイ・ハラカミが音楽を担当したプラネタリウム作品「暗やみの色」をリバイバル上映する。期間は6月26日(土)から7月25日(日)まで。MEGASTAR-II cosmosが生み出す圧倒的にリアルな星空と、レイ・ハラカミの浮遊感あふれる電子サウンドの調和を、この機会に堪能したい。

『まだ見えていない何かに焦点を当てる』

レイ・ハラカミは、京都を拠点に精力的に創作。オリジナルアルバムの制作のほか、UAやGreat3、Chocolat、などのプロデュース、くるり、NUMBER GIRLのリミックスも手掛け、日本のエレクトロニック・ミュージックを牽引した。

レイ・ハラカミ(撮影:梅原渉)

2005年には、日本科学未来館のプラネタリウム作品『暗やみの色』の音楽を担当。2006年発行の公式ガイドブックでは、彼が残したコメントが、この作品の全てを物語っている。
レイ・ハラカミ「この作品で、一番最初に興味を持ったのは、『まだ見えていない何かに焦点を当てる』というコンセプトそのものでした。素敵じゃあないですか!社会生活の中では、歳を取るほど『見えないモノ、理解出来ないモノ=存在しないモノ』という価値観でしか生きていけない、と勝手に思わされるフシがどうしてもあるわけで、実際にその方が楽だったりするわけですが、そんな事を根底から揺さぶる事が出来る作品になればいいなあと勝手に思っております。科学だろうと表現だろうと、原初的な動機には『未知なるもの』へのロマンがあるわけですよ。この世界を見限ってしまうのか、希望を持つかは、結局その人次第なのですから」

谷川俊太郎(撮影:深堀瑞穂)
原田郁子

そんなレイ・ハラカミの想いがのった音楽と谷川俊太郎の詩「闇は光の母」で構成されたプラネタリウム作品を鑑賞できる機会を逃す手はない。また、7月3日(土)はプラネタリウム上映に続き、ナレーションを務める原田郁子らを招いてのトークイベントを開催。現在では廃版になっている公式ガイドブックも、未来館のホームページにて期間限定で公開する予定だ。

この世には、たとえ目に見えなくとも確かに存在するものが無数にある。それを見ようとするロマンを求めて、リバイバル上映「暗やみの色」を訪れたい。