ロゴの“山岳マーク”にあるように、自然と共存する大切さを教えてくれたブランド、「Patagonia(パタゴニア)」。’90sトレンドの追い風もあり、そのアパレルはヴィンテージ市場でも熱狂的なファンが多い。そんなブランドイメージとはギャップのある、3種類 の“サバ缶”がリリースされた。
常備食としてだけでなく、缶詰の専門店やバーなどが広まり、グルメとしての地位を確立しつつある缶詰。さらに最近は、この新型コロナウィルスの影響でより常備食への関心が高まっている。

まだあまり知られていないが、「パタゴニア」には、環境を再生する農業や漁業をサポートするという視点で食品を生産している事業部「パタゴニア プロビジョンズ」というものがあり、店舗やオンラインショップでは、ビールやオーガニックのスープなども販売されている。
今回の新作缶詰もその一環で、“サバ缶”を通して漁業をサポートするのが目的。サバの捕獲方法を従来の網ではなく、釣り糸と釣り針を使用するスペイン、サントーニャの伝統的な漁法を採用することで、個体に傷付かず、品質を保つことができるそうだ。また、サバが個体数の多い魚であることも商品化の理由のひとつだそうで、サステイナブルに取り組む熱心な姿勢に頭が上がらない。

こんな問題契機から生み出された“環境に優しいサバ缶” 「サントーニャ・サバ・オリーブオイル漬」は、レモンケイパー、スパニッシュパプリカ、ローストガーリックの全3種類。おかずやおつまみとして単体で食べてもしっとりした肉感と旨味を感じることができる。また、日本のサバの味噌煮や水煮とは異なり洋風の味付けなので、サラダやパスタとあえるなど、料理のアレンジにも向いている。ちなみに、同缶詰シリーズには、他にもムール貝があるので、そちらも合わせてチェックを。
地球に優しいだけでなく、簡単に高い栄養素が取れるサバ缶は、買い置きの新定番になりそうだ。