Harumari TOKYOでは、毎月、編集部スタッフによる選りすぐりの品を、読者プレゼントとしてご用意しています。11月のプレゼントは、現在、東京・丸の内の三菱一号館美術館にて開催中の「アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に」の展覧会チケットです。ご応募いただけるのは、LINE会員限定。気になる方はぜひチェックしてください!

1920年代を中心に世界に広まった装飾様式「アール・デコ」。幾何学的・直線的なデザインを特徴とするアール・デコは、生活全般に及び、ファッションの領域にも新たな風を吹き込みました。伝統的な慣習とは一線を画する、簡潔なシルエットへと変化した当時の装いは、活動的な女性たちが好む新たなスタイルとなっていきます。


当時のフランスでは高級産業品の輸出が拡大し、中でも服飾品の輸出が急増していました。こうした社会状況を背景に、1925年にパリで開催された通称アール・デコ博覧会では、5つのグループに分けられた展示のうちのひとつに「服飾」が選ばれました。服飾が芸術性の高い産業のひとつとして位置づけられたのです。当時、パリ屈指のクチュリエ、宝飾メーカー、香水メーカーらによる最新の品々が展示され、各国のメディアの耳目を集めました。

本展では、世界屈指のファッションアーカイブを誇る京都服飾文化研究財団(KCI)のコレクションから、CHANEL(シャネル)や LANVIN(ランバン)など、選りすぐりのドレスや資料類約200点を公開。また、国内外の美術館・博物館や個人が所蔵する同時代の絵画や工芸、グラフィック作品などもあわせて合計約310点を通して当時の服飾の流行が総合的に紹介されています。


先見性に秀でたガブリエル・シャネルは、男性服の要素を女性服に取り入れるなど、革新的なモードを次々と誕生させました。また、19世紀末に服飾の仕事を始めたジャンヌ・ランバンは、折々の流行を取り入れつつ、独創性のある作風で幅広い世代の女性から支持を得ました。
当時を彷彿とする、女性の社会参画への機運を受ける昨今。本展でも、古い慣習から解放され、活動的で自由な女性たちが好むスタイルの変遷を見ることができるでしょう。

アール・デコ期のファッションを、さまざまな視点から紐解く本展。100年を経た今もなお惹きつけられるその魅力を、芸術の秋に楽しみましょう。
Harumari TOKYOのinstagramでは、東京のおすすめスポットとしても人気の高い「三菱一号館美術館」をご紹介しています。建物自体も美しさも見どころのひとつ。ぜひあわせてお楽しみください。
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今月も、みなさまのご応募をお待ちしております!
<LINE会員限定プレゼント企画への応募方法>
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・メニューボタンから「プレゼント」をタップ応募期間:2025年11月10日(月)18:00〜2025年11月23日(日)23:59まで
プレゼント内容:
三菱一号館美術館「アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に」 入場チケット(2組4名様)
※会期: 2025年10月11日(土)~2026年1月25日(日)※全応募者のなかから厳選な抽選の上、当選者の方にはメールにてご連絡をさせて頂きます。
※1枚で2名までご入場いただけるチケットです。<注意事項>
・当選で獲得された権利は、他の人に譲渡することはできません。
・当選者様の住所、転居先不明、長期不在などにより商品をお届けできない場合は無効とさせていただきます。
・商品の換金、交換、他人への譲渡はできません。
・販売行為、もしくは販売行為の加担は厳禁です。