美味しいクラフトビールと絶品のソーセージの組み合わせは、想像するだけで生唾を吞み込む人も多いはず。そこに極上の音楽が加わるとなったらどうだろう。そんなこれ以上ないほどのコンビネーションを楽しめる空間が歌舞伎町にオープンする。
ビールとソーセージを楽しめる店は、都内にいくつもある。でもそれが国際ビール審査会、 IBAの金賞を受賞したクラフトビールと、ビブグルマンに選出されたソーセージとなれば話は別だ。さらにそれらに舌鼓を打ちながら、ドイツの音響機器メーカー【d&b audiotechnik】のスピーカーで生演奏を聴けるとなったら、広い東京でもほとんどない。そんな条件を全て満たした貴重な店が、先日歌舞伎町にオープンした「麦の音」だ。
麦の空で提供されるのは、醸造場から直送された常時6タップのクラフトビール。現在のラインナップは、国内外のビールコンペティションで数々の受賞歴を誇る「伊勢角屋麦酒」をはじめ、地ホップ100%でのビールづくりに挑戦している「忽布古丹醸造」、環境と良質な素材の追究で最高品質を目指す「スワンレイク」など、ビール好き垂涎のものだ。提供される銘柄は週ごとに替わっていくため、いつ行っても新鮮な味に出会えるのも嬉しい。もちろんタップ以外に、希少価値の高い缶やボトルのビールも用意されている。
極上のビールには極上のフードを。麦の音で味わえるのは、なんと「ミシュランガイド2018」内のビブグルマンに選出された熊本県美里町にある「ソーセージ・フェスト」の逸品。オランダ王国大使館大使公邸で8年間マネージャーを努めたラディスラブ・ハイジマン氏が作る添加物を使わないオーガニックソーセージだ。塩・胡椒・ニンニク・ハーブによる味付けはシンプルながら癖になる。もちろんビールとの相性も抜群だ。他にもタパスなどのビールが進むメニューが充実しているため、訪れた際はフードにもぜひ注目を。
こだわりのミュージックバーは最近都内に増えているがほとんどがDJによるもの。その点この店では、プロのミュージシャンによる生演奏を楽しめるのだ。もちろん機材も厳選し、生演奏の細かなニュアンスを最大限に伝えることができるドイツの音響機器メーカー【d&b audiotechnik】のスピーカーを採用している。さらにバンドセットのアップライトピアノは1960年代のベヒシュタイン。オーバーホールされていないため、当時の音をそのまま楽しめる。それらで奏でられる音は気持ちを高揚させ、ビールとソーセージをより美味しくしてくれることだろう。
“夜の街”という印象があまりにも強い歌舞伎町。そこに突如現れた食と音を楽しめる上質な空間は、大人のための新しい選択肢だ。新宿で密度の高い時間を過ごしたい時は、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。きっと “歌舞伎町”のイメージが覆されるに違いない。
エリア: | 東京 / 新宿 |
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住所: | 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目12−15 |
電話番号: | 03-6273-9541 |
営業時間: |
月曜日 12:00〜20:00 火曜日 12:00〜20:00 水曜日 12:00〜20:00 木曜日 12:00〜20:00 金曜日 12:00〜20:00 土曜日 12:00〜20:00 日曜日 12:00〜20:00 |
定休日: | 不定休 |
公式WEB: | https://mugioto.com/ |
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