ローソンのイートインコーナーで、ほっとしたい時に欠かせない「マチカフェ」。ブレンド、ラテ、季節のフレーバーと、いろいろ選べる楽しさとおいしさが多くのファンを集めている。さて、今日は何を飲む?
「すっきりしているけれど、コク深くておいしい」「一杯100円なのがいい」――今やおなじみのコンビニコーヒーだが「どれも一緒じゃないの?」と、思ってはいないだろうか。チェーンが違えば、コーヒーの風味も香りも違う。その味や楽しさを理解して、かしこくチョイスしたいものだ。
ローソンの淹れたてコーヒー・マチカフェが登場したのは、2011年。当初から独自の特徴を持ち、人気を博してきた。ポイントを押さえておこう。
コクとまろやなか味わいに定評のあるブレンドコーヒーは、当初からレインフォレスト・アライアンス認証(環境保全や農園労働者の生活向上などの厳格な基準)を受けた農園で生産された豆を使用している。
エスプレッソ方式で一杯一杯抽出しているが、豆の焙煎方法が独特だ。
ブラジル・コロンビア・グアテマラなど、各地域で作られた豆の個性を引き出すため、5通りの焙煎方法を採用。それぞれの特性に合った焙煎をした後にブレンドする「アフターミックス製法」を行っている。
飲んでみると、コーヒーの苦みの中にも深い甘みとフルーティーな余韻が残るのが魅力的。一緒に味わうメニューの風味まで引き立ててくれる。
もうひとつ、マチカフェならではのラインナップとして見逃せないのが「カフェインレスシリーズ」だ。
ホット・アイスを問わず、ブレンドもラテも、カフェインレスメニューが選べる充実ぶりにファンは多い。
ポイントカードのPonta会員データによると、カフェインレスコーヒーの購入者の約75%が女性なんだとか。売れ方もユニークで、通常コンビニでコーヒーがよく売れる時間帯は朝~午後だが、カフェインレスシリーズの場合は、夕方や晩のリラックスタイムにも楽しむ人が多いらしい。
コーヒー好きほどよく考えて、暮らしの中にお気に入りの一杯を上手に取り入れているのがわかる。
日差しがまぶしくなってきた今、どんなメニューが好調なんだろう?
アイスコーヒーも生乳100%のラテもアイスティーも、4月9日から「メガサイズ」が登場している。Мサイズの2倍入っているというハイコスパのカップには、かわいいシロクマのイラストが描かれているので、見ているだけでもテンションが上がってしまう(シロクマカップは期間限定)。
シリーズは、人気順に「メガアイスラテ」「メガアイスコーヒー」「メガアイスミルクティー」「メガアイスアールグレイティー」の4種(ローソン調べ)。どれも、がぶがぶ飲みたい時にはうれしい。
新フレーバーは、「アイスほうじ茶ラテ」(税込210円)が人気だ(期間限定販売)。ほうじ茶とミルクのバランスが絶妙なさわやかな一杯は、上着がいらない陽気の日にぴったり。ミネラルを多く含む奄美の素焚糖(すだきとう)の自然な甘さが心地いい。つい和スイーツがほしくなる、なんて声が多いのも納得だ。
現在、マチカフェのメニューは32種類(店によって異なる)。
100円のブレンドコーヒーから、一杯500円のシングルオリジンコーヒー・パナマゲイシャまで、さまざまな「価値」を提供するのがマチカフェスタイルだ。
注文すると店員さんが作ってくれたり、セルフのコーヒーマシーンを使って自分で淹れたりと、楽しみ方もいろいろ。
いつもより長い今年のGWは、好きな本と一緒にイートインコーナーでのんびりとコーヒーを楽しんでみてはどうだろう。ふだん見落としていたマチの豊かな表情が、ふっと見えてくるかもしれない。
吉岡秀子=取材・文
玉井俊行=写真
エリア: | 東京 / その他 |
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住所: | 〒141-0032 東京都品川区大崎1丁目11−11−2 |
電話番号: | 03-5437-3963 |
営業時間: |
月曜日 7:00〜22:00 火曜日 7:00〜22:00 水曜日 7:00〜22:00 木曜日 7:00〜22:00 金曜日 7:00〜22:00 土曜日 7:00〜22:00 日曜日 7:00〜22:00 祝日 7:00〜22:00 |
公式WEB: | https://www.e-map.ne.jp/p/lawson/dtl/137377/ |
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