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ファミリーマート 小林涼子ファミリーマート 小林涼子

コンビニ・イートインのおいしい秘密[ファミリーマート編]

コンビニには、僕らの知らないおいしい秘密が隠れています。身近すぎて気づかない、でも言われれば、アッ!と驚く小ネタが満載です。

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“ふわぷる”がキーワード? スフレ・プリン&ぷるもちわらびみるくの誘惑

ファミリーマート 日枝神社前店

広々としたイートインコーナーのある「ファミリーマート日枝神社前店」は、カフェとして利用するビジネスパーソンが多いスポット。昼下がりはコーヒーとスイーツを楽しむ男女の姿も目立つのだが…ファミマに高コスパのスイーツがあることは意外に知られていない。

コーヒーだけじゃ物足りない。ちょっとスイーツも食べたいというとき、イートインコーナーのあるコンビニは心強い。「スイーツ専門店に1人で入るのは気が引ける。コンビニなら自分で好きな物を選べていい」という男性や「最近のコンビニスイーツはおいしくて、コスパがいいからうれしい」といった女性たちの声も納得だ。

ファミマのスイーツ売り場をじっくり見てみよう。店舗によって差はあるけれど、和&洋スイーツ、約35種類が並んでいる。

ふわっふわ&とろっとろ
ハイブリットスイーツが大ヒット中

「ファミマのスイーツ、なんか変わった?!」と、あなたがもし気づいているなら、相当なコンビニ通だ。

ファミマは2018年11月に手づくりデザート「Famima Sweets」を全面リニューアル。より原材料や製法にこだわった本格スイーツが続々と登場し、ファンを広げている。

中でも人気を集めているのが、異なるスイーツを一度に味わえるハイブリットな「スフレ・プリン」(278円)だ。一見、ボリューミーに見えるが、まだ食べたことがない人は、ぜひ試してみてほしい。

筆者は以前、ファミマ本社で行われた「スフレ・プリン」の試食会に行ったことがある。コンビニスイーツ屈指の逸品ではないかと言われてきた「窯出しとろけるプリン」を出しているファミマだけに、プリン作りには以前から定評がある。でも「スフレはどうかな?」と半信半疑だったのだが……。

食べてみると「うまい!」の一言。スフレの“ふわっふわ“とプリンの“とろっとろ”は、もはや神ワザ。コンビニスイーツもここまできたかと唸ってしまった。

スフレとプリンの間の
隠し味がいいアクセントに

スイーツ担当者によると、スフレは「細かく泡立てたメレンゲを湯煎焼きして、ふっくら焼き上げた」そうだ。それをたまご感いっぱいのどこか懐かしい味のプリンの上に、どーんとまるまる一個乗せてしまった。この大胆さが、弁当や麺類など、さまざまなカテゴリーで「大盛り伝説」を築き上げてきたファミマらしい。

スフレを掘り起こすように食べ進み、プリンゾーンに入る“境界”に、ホイップクリーム・キャラメルソースを挟んだのもいい仕事してる。味に変化が起きて食べ飽きない。

6月11日からは、ミルクたっぷりの「まっ白ミルクのスフレ・プリン」(278円)が限定発売されている。ぜひチェックしてほしい。

のびーる! 新感覚な和スイーツは
ぷるぷる&もっちり

もうひとつ、蒸し暑い日にぴったりなスイーツが、5月に新登場したばかりの「ぷるもちわらびみるく」(128円)だ。

「ぷるぷる」とか「とろーり」とか、コンビニ商品のネーミングって、なぜ食感を表す擬音語が多いんだろ?と、ふと思った人がいるかもしれない。答えは「一般的に多忙な人の利用が多いコンビニは滞在時間が短いので、パッと一目で商品の特徴がわかるネーミングにする」が、お決まりだからだ。

と“コンビニあるある”を紹介したところで、話をもとに戻そう。

このスイーツは、パッケージを開けてふれた瞬間に、「ネーミングどおりだ」と実感するだろう。ホントに、ぷるぷる。

もっちりとしたミルク味のわらびもちにスプーンを入れると、のびーる! もちろん、フィルムを少しはがして、そのままワンハンドで食べることも可能だ。中には北海道産生クリームをブレンドしたホイップクリームと、練乳を約30%使った濃い~ミルク味のソースが包まれている。

コンビニスイーツは
場を和ませる効果も

外側も中身もミルク味! ふわっとまろやかなミルクテイストが好きな人にはたまらない贅沢だ。

このわらびもちは、コーヒーや紅茶だけでなく、緑茶やほうじ茶にも合いそう。おなかにズシンとこない和スイーツだから、食後のデサートとしてもいいかもしれない。

こうした旬スイーツを見つけると、独り占めしたい気持ちになるけれど、出先のイートインコーナーで同僚やクライアントとミーティングをすることだってあるだろう。そんなときこそ、ドリンク+コンビニスイーツをさっと味方につけたい。

ふわふわっとか、ぷるぷるっとか、個性的な甘~いスイーツがテーブルにあれば、いきなり硬い話になるはずはない。心が和み、なんだかいいアイデアが浮かびそう。お試しあれ。

 

吉岡秀子=取材・文
玉井俊行=撮影