劇団EXILEと東京の夜の街を行く連載企画、第7回は俳優・八木将康さんが、東京の下町を自転車でめぐる。

「いつもとは違う東京の景色が見られる」と聞いて訪れたのは、ガイドブックとはひと味違う場所や体験を案内してくれるという、浅草の「CHARI YA TOKYO(チャリヤトーキョー)」。自転車ツアーとは、レンタルサイクルとは違い、東京を熟知したガイドと“一緒に東京を走る”というもの。ガイドは、江口一啓さんと五十嵐佳輔さん。以前、江口さんはレンタサイクル屋さんを営んでいたそうだが、多くの外国人観光客から「ガイドもしてほしい」という要望を受けたため、このチャリヤトーキョーを2016年にオープン。

現在、コースは日替わりで7種類。今回参加する「イルミネーションライドコース」(30km弱)は毎日行っていて、基本料金は1人7000円~。16時にスタートして22時くらいまで走るというコースだ(時間は季節によって変動)。
「ちょっと寒いくらいでも漕ぐとすぐにあたたまるし、イルミネーションも冬のほうがきれいなのでこれからの季節がおすすめ。電車よりも自転車は街と街のつながりが見える。景色が変化してゆくさまを楽しんでいただきたいですね」(江口さん)
「自転車だとよりリアルな、ローカルな東京が感じられ、ワンランク上の東京の楽しみ方ができると思います。夜のツアー、アクティビティはなかなかないので、お仕事帰りにもお楽しみいただけます」(五十嵐さん)
2人が先頭を走り、安全を確認、「止まる」「右折」「左折」のハンドサインを出してくれる。基本は平坦な道をゆっくり走行なので安心。インカムでガイドを聞きながら走り、浅草をスタートして約1.5時間で晴海大橋に到着。
※今回は、撮影用の短縮コース

もともと趣味でロードバイクに乗り、1時間ほども遠出したり、思い立ったときにホームセンターなどにフラッと行ったりするという八木さん。「ここ半年くらい乗っていなかったので久しぶり。やっぱり自転車は楽しいですね。風を感じることができるのがいい。僕は北海道出身なので暑さが苦手で、春は花粉症なので秋がいちばん好き。特に冬に入りかけのこの空気が澄んだ感じが好き」

視界を遮るものがない橋の上から見ると、ビルがイルミネーションに彩られて浮き上がって見えて幻想的。
ゆったりと流れる水辺、意外と多い緑……東京ってこんな景色だったのか?と改めて気付かされる。昼間とはまた違う魅力がいっぱい。「夜景ってずっと見ていても飽きない。本当にきれい」と、しばし夜景を見入っていた八木さん。

チャリヤトーキョーは3ヶ月前から前日15時まで予約可能。動きやすい服装でバックパックなどがあると便利(大きな荷物はオフィスで預かり可能)。コースの相談にも乗ってくれる。ほどよい運動量で今晩はぐっすり眠れそうだ。
-次回は、八木将康さんと行く「日本橋でクラフトビール飲み比べ」編
八木将康(やぎ・まさやす)
1987年生まれ。北海道出身。2012年、劇団EXILEに加入し俳優として活動を開始する。これまで、「HiGH&LOW」シリーズ、ドラマ「Love or Not」、映画「jam」など数多くの作品に出演。また、アーティスト「CRAZY四角形」としてデビューを果たし活躍している。
※2017年10月27日にTOKYO DAY OUT で公開した記事を一部修正して再掲しています
| エリア: | 東京 / 浅草・蔵前 |
|---|---|
| 住所: | 〒111-0032 東京都台東区浅草4丁目16 浅草4-16-4 トドロキマンション1C |
| 営業時間: |
月曜日 9:00〜17:00 火曜日 9:00〜17:00 水曜日 9:00〜17:00 木曜日 9:00〜17:00 金曜日 9:00〜17:00 土曜日 9:00〜17:00 日曜日 9:00〜17:00 祝日 9:00〜17:00 |
| 公式WEB: | http://chariyatokyo.jp/index_jp.html |
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