「ホセ・ルイス」と言えば、スペイン旅行でマドリードやバルセロナに行った人ならその名前を耳にしたことがあるかも知れない。というのも現地の観光ガイドから必ずと言っていいほど紹介される店なのだ。
スペインの美食シーンを牽引するセルベセリア「ホセ・ルイス」が、渋谷スクランブルスクエアに初上陸。スペインの街の雰囲気をそのまま持ってきたような空間で、伝統的なスペイン料理、スイーツそしてワインを気軽に堪能できる貴重な場所が誕生した。
本家マドリードの「レストラン・ホセルイス」は開業から60 年以上、マドリード市民はもちろん実業家や著名人、さらにはスペイン国王からも絶大な信頼を得る名店だ。「国王家…」とまでとなると相当格式あって敷居の高い店の印象を与えてしまいそう。実際は、気軽にビール一杯から楽しんだり、しっかりスペインの伝統料理を楽しんだりと、まさにスペインの居酒屋を指す言葉「セルベセリア」の代表格。
そんな「ホセ・ルイス」の日本初上陸の場所が渋谷スクランブルスクエア。駅直結でアクセスも良く若者からハイセンスな大人まで、東京に暮らす多様な人々を受け入れるこの新しい商業施設で、本場スペインの美食を気軽に堪能できるようになったのだ。

今回、小誌フリーペーパで新木優子さんのインタビュー場所として使わせていただいたこのお店。店内は、シックな内装ながら和気あいあいと会話を楽しめる開放的な空間に仕上げてある。本場マドリードさながらに、フラッときてビール1杯からでも、お酒とピンチョスだけでも気軽に楽しめるのがうれしい。
さて、ここで食すべきは、もちろんスペインの伝統料理。
スペイン料理と言えば、最初に思いつくのはパエリア。

「ホセ・ルイス」のパエリヤは、お米の代わりにフィデオ(極小のパスタ)を使って炊き上げたフィデワ仕立て。 中は濃厚な魚介の出汁をたっぷりと吸い込んだもちもち感、表面はこんがり焼き上げられたぱりぱり感と、絶妙なバランス。2つの食感の変化を楽しみながら、さらにカタルーニャ地方の伝統的なソース・アイオリをふわりとつけてさらなる味覚と食感を楽しめる。
さらに、国王家も愛したというグループの「トルティージャ(スペイン風オムレツ)」も外せない。本場マドリードのトルティージャをさらに日本版に進化させたという渋谷店のシンボル的料理。このトルティージャ専用に作られたこだわり卵をふんだんに使用し、じっくり煮た甘みの強いキタアカリと合わせ、さらに数種類のとろけるチーズなど、見た目も味もイメージをこえた「ふわとろっ」のマリアージュを堪能できる。

そしてデザートの注目は、今、日本でも話題の「バスク風チーズケーキ」だ。様々なタイプのチーズケーキの中でも最も濃厚で芳醇な味わいの部類に入るバスク風チーズケーキ。クリーミーなコクと旨味、キャラメル化した表面の香ばしい香りとさわやかなレモンの酸味は、まさに本場スペインのスイーツシーンでも支持の高い逸品。

スペインでは料理学校の監修もしているという「ホセ・ルイス」は、伝統的な調理法を熟知しながらも常に最新の美食トレンドを取り入れている。
初めての人には、定番スペイン料理をまるっと楽しめるコース(夜のコース:7品3500円、9品 4800円、 スペインフリーフロー 2300円[税別]/ランチ:3800円コース)がおすすめ。スペイン現地のお店に行ったことのある人も、ぜひ渋谷でその進化し続ける伝統を確かめてみてほしい。
| エリア: | 東京 / 渋谷 |
|---|---|
| 住所: | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目24 渋谷駅前(バス) |
| 電話番号: | 03-6452-6227 |
| 営業時間: |
月曜日 11:00〜0:00 火曜日 11:00〜0:00 水曜日 11:00〜0:00 木曜日 11:00〜0:00 金曜日 11:00〜0:00 土曜日 11:00〜0:00 日曜日 11:00〜0:00 祝日 11:00〜0:00 |
| 定休日: | ビル定休日に準ずる |
| 公式WEB: | https://joseluis.jp/ |
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