「Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫」が横浜赤レンガ倉庫で、12月25日(火)まで開催中。ドイツの古都アーヘンのクリスマスマーケットを体験することができる。
クリスマスが楽しいのは、もしかしたら当日よりも、クリスマスが来る日までのワクワク感の方かもしれない。そう思えるのはこんなイベントがあるから。
クリスマスマーケットは、クリスマスの訪れを待つ「アドヴェント」の期間に、その準備のためのショッピングを楽しむ催し。1393年にドイツ・フランクフルトで始まったと言われている。
横浜赤レンガ倉庫では、本場の雰囲気を感じられるクリスマスマーケットとして2010年から開催し、今年で9回目の実施となる。
今年の会場内は、ドイツの古都アーヘンがモチーフ。
アーヘンのクリスマスマーケットは、ドイツで初めて世界遺産に登録された歴史的建造物の「アーヘン大聖堂」がある石畳の旧市街地を舞台に開催される。
アーヘンでのマーケットの名物は、ご当地スイーツであるスパイス入りクッキー「アーヘナープリンテン」をモチーフにした巨大ジンジャーブレッドマン型のプリンテン人形。
今回、横浜でも、現地で制作されたアーヘンのクリスマスマーケットと同じ型の高さ3mのドイツ製プリンテン人形を2体設置。
会場エントランスで、本場さながらの雰囲気を創出している。
エントランスを抜けると、ドイツから輸入した29棟のヒュッテ(木の小屋)が軒を連ね、会場奥の海側には、高さ約10mの本物のモミの木を使用したクリスマスツリーが登場。昨年好評だったイルミネーションルーフの光のトンネルもお目見えし、幻想的でロマンチックな雰囲気を高めている。
クリスマスマーケットでのお楽しみといえば、やはり食べること!
ヒュッテには、寒い体を温めてくれるフードとドリンクがずらり。
珍しいアーヘンの郷土料理や、クリスマスの定番シュトレン、グリューワインなどどれもこれも食べてみたくなる魅力的なラインナップだ。
特におすすめはグリューワイン。イベント史上過去最多25店舗で、それぞれのグリューワインを提供しているので、本場マーケットのように飲み比べながらお気に入りの味を見つけてみよう。
ほかにもサンタクロースが登場し、プレゼント配布や記念撮影などを行うグリーティング企画など開催。
クリスマスマーケットは昼からも開催されているが、行くなら断然夜がおすすめ。ライトアップされたツリーやヒュッテが気分を盛り上げてくれるだろう。
温かいグリューワインを片手に、クリスマス気分高まるマーケットを歩けば、ヨーロッパの気分を楽しみながら、今年のクリスマスを誰とどんな風に過ごすか、ワクワク感がいっそう高まるはず。