前回のインタビューで分かったこと。顔の表情、身体の動き、喋り……これらの要素は、これまでの自分の生き様を映していると言っても過言ではないということだ。しかし、少し意識を変えるだけで、これまでの自分は更新できるかもしれない。パーソナルフェイストレーナーの木村祐介さんは、自分のこれまでと向き合い、これからの自分をイメージすることの大切さを語る。
なりたい身体、顔になるには自分の中にある「美的センス」に意識を寄せることがとても大切という木村さん。そんな木村さんは、身体の変化も大きい30代ではどういう向き合いをしてくべきだと考えているのだろう。
「30代になると色々なことがプラスにもマイナスにも変化し始めると思っていて。仕事やプライベートでもやることが増えるのでまず時間がなくなってくる。それと同時にお金に余裕が出るようになる人が多いので各分野の“スペシャルワン”のお抱えを持つような人が増えますよね。美容師でも、トレーナーでも。そうするとそういう意識の方には無駄なことをしないために“これだけやってください”という指導をします」
無駄なことをしないために、上質な情報とシンプルな指示が大切になってくるのだ。そしてもう1つ大切なのは自覚、だという。
