マスクをつけることが当たり前になった今、以前にも増して、「目元」は人の印象を決める重要なパーツとなった。そんな時代だからこそ、メイクの仕方もこれまでとは違ってくるはず……。ということで、3回目のインスタライブでは、トータルビューティーアドバイザーの亜耶バネッサさんをゲストにお招きし、「マスク時代のアイメイク」を教えてもらった。記事では、ライブで実践したメイクのポイントの一部をご紹介する。
外出自粛が解除されて、次にやってくるのはマスク時代。
普段メイクをする女性はもちろん、男性ももちろん会議や接客などの場面でもマスクを外せないのはコミュニケーションする際の表現がだいぶ制限される。
マスクをしていても、美しく、表現豊かでいたい。
そのためのメイクアップを知るのはかなり重要なこと。
今回は、マスクをした時に出ている目の部分を明るく、表情豊かに見えるマスク用のメイクをレッスンしてもらった。
自分では知ることが出来なかったポイント、裏技がたくさん出てきたがその中でも全体に言えるポイントは、『密着』と『明るさ』。
これからの季節、マスクをしていることで暑さをより一層感じて肌を火照りがち。そうすると汗や皮脂で崩れやすくなってしまう……それを少しでも回避するためにファンデーションもアイシャドウもとにかく全て“密着”。これをポイントに考えるのがどうやら秘訣、のようだ。そしてもう1つは、やっぱりマスクをしている分、顔が全体的にトーンダウンして暗く見えがち。そこをなるべく目の周りを中心にトーンを上げて明るく見せてく、これも1つ重要なポイントだ。(HarumariTOKYO編集部 岡野ぴんこ)
今回紹介するマスクメイクで最も大切なのが、このパートだ。バネッサさんによると、メイク崩れを防ぐポイントは、肌体温を下げてメイクを密着させること。肌体温を下げることで毛穴が引き締まると、メイクも崩れにくくなるという。
1.洗顔の後、さらっと水洗いをして、肌の温度を下げる。
2.キッチンペーパーで皮脂を抑える。(ティッシュやタオルは顔に繊維がつきやすく、繊維がついた状態でメイクをすると崩れやすくなるので、キッチンペーパーがベスト!かなり意外なアイテム)
3.化粧水は冷蔵庫の中に保管して冷やしておくのがベスト!
4.肌体温をあげないように、指先で手早く、トントンとパッティングする。摩擦を起こしているのではなく、グッと奥に浸透させるイメージで。美容液も同じくトントントン。
とにかく時短で手早く!も肌体温をあげないポイント。
5.最後に、手の甲で顔を触ってみて、顔の方が冷たければ良い。もし火照っている場合は、冷たいタオルを首の下に当てて肌体温を下げよう。
崩れやすいこれからの季節のファンデーションは「ちゃんと肌色に合っていることが大事」とバネッサさん。少し崩れても色が合っていればそこまで違和感はない、という危機管理も重要なのだ。
1. リキッドタイプのファンデーションを、指先にのせて伸ばす。
2. 目の下、外側、目の上にファンデーションを置き、余ったものを鼻の周りと、額に置く
3. 密着させることを意識して、ここもまた指先でトントントン。
4. 全体に馴染ませたら、余ったファンデーションを目元を中心にのせていく。
目元の明るさが大事になってくるマスクメイクでは、コンシーラーも欠かせない。
よりナチュラルを目指すひとはコンシーラーのみでもいいくらい、なのだそう。
1. 両薬指に出し、馴染ませる。
2. クマなどをカバーするように、顔の内側からのせていく。目の上(まぶた)にものせる。
3. 「密着」を意識して、肌に叩き込んでいく。叩く時は、真ん中の指3本くらいを使うと良い。叩き込みながら、境目もぼかしていこう。
ここまでで、いまいち顔色が良くならないな……という人は、色が合っていない可能性大!
化粧品売り場で行っているカラー診断などでカラーチェックをしてみるのもおすすめ。
肌に色が合っていること、と密着させること、この2つのポイントで顔色はグッとトーンアップするはず!
肌色を整えたら、次はパウダーで押さえる・・・と思いきや先にチークのベースを作る!
意外な工程が実は大切なポイント!
チークはクリームタイプがあればそれを使用、もしなければ……なんとリップで代用可能!これなら新しくアイテムを足さなくても誰でもすぐに真似できる。
1.にこっと笑い、一番高くなる場所にのせ、トントンと広げていく。
2.叩き込むように加えていく。
インスタライブ中にも「斬新!」とコメントをいただいた、「ベースのチーク」テクニック。少しつけすぎ?と思うくらい、のせてしまっても大丈夫。この方法はマスクの有無に関わらず、夕方の化粧崩れが気になる人にもおすすめだ。
ここまで来たらやっと、パウダーの出番。
1.パフやブラシで、Tゾーンに思い切りつける。マスクがつくところをさらさらさせたいので、目の周り、Tゾーン、鼻の横をメインに、残りの場所は、余ったパウダーをつけるイメージでのせていく。
2.サラッとしたら完成。しっかりと密着した状態なら、マスクをしていても汗をかいても崩れにくい。
「マスクメイクのポイントは引き算メイクです!」とバネッサさん。しっかりフルメイクをしていたこれまでとは違い、マスクがあるからこそ生かす部分、そして引いていく部分を考えることが重要だ。
目しか見えてないマスクメイクの場合、目に力を持たせることが重要。そんな時にポイントになるのが“黒目”なのだとか。黒目が際立つようなアイメイクをしていく。
1.アイラインを黒目の幅だけ入れる。まつ毛の間を埋めるように描いていく。
2.アイシャドウは、黒目の上の部分から徐々に広げるように入れていく。薄い色から使用し、濃い色を重ねてグラデーションを作る。
3.目の下は、目に光を入れるイメージで、ライトカラーや、ハイライトを入れる。
これがマスクをしても目元が明るくみえるための大事なポイント!
4.ビューラーでまつ毛の根元からグッと入れて立ち上げる。
5.マスカラも根元から持ち上げるように付けていく。
下まつ毛のマスカラは、影が入ってしまい暗い印象になるので、付けないのがおすすめ。
メイクの全容は、ハルマリ公式アカウントのIGTVにて公開中。記事では紹介していない、バネッサさんが「美意識が一番出る」と話す眉毛の作り方も紹介しているので、そちらもぜひチェックしてほしい。
眉毛の作り方、これもポイントたっぷりだったので見ない手はない……。正直に言うと、つまりIG TVチェックして頂かないとメイクが完成しない、そんな風になっています。
出来上がりの写真を前と比べると、見えているところが少なくてもメイクの力で“明るい表情”になっているのがわかる。
特に目の下は、自分でもびっくり。コンシーラーはいつも使っていたけど普段通り目のキワにはダークブラウンを入れ、したまつげにもマスカラを塗っていた。
まさか、それがマスクと一緒になるとなんとなく暗い感じに見える原因だったとは・・・
バネッサさんが言っていた、「引き算」とはまさにこのこと。
目的に合わせて、足すのではなく、必要なところを押さえて、ポイントで「引く」こと。
これが最終的に自分がなりたい顔を作る近道なのだ。
マスクがあっても自分に自信が持てる表情ができる毎日を過ごしていけたら
時代に合った私になれる気がする。どうせマスクしちゃうから……、ではなくマスクしても楽しくいられるメイクってあるかな!?と、挑戦をしてみる方向にシフトチェンジするとどんな日常も工夫とテクニック次第で楽しめる。それこそきっと、本当の美女、だ。
(HarumariTOKYO編集部 岡野ぴんこ)
HarumariTOKYOの公式アカウント(@harumari_tokyo)では、定期的にインスタライブ「Harumari LABO」を開催!「これからの私たちを、“幸せにする”モノゴトを考えて生きる。」をコンセプトに、その種になりそうな、気になること、知りたいこと、考えたいこと、試したいことを視聴者の皆さんと一緒に考えていきます。
次回は6月24日(水)の21:00から、檀野俊さんをゲストにお招きし、「肩甲骨トレーニング」を開催します!ぜひ、HarumariTOKYOの公式アカウント@harumari_tokyoをチェックしてください!
住所: | 〒152-0004 東京都目黒区鷹番3丁目8−10 |
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電話番号: | 03-5721-9002 |
公式WEB: | https://mamaguitar.net/ |
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