第2回目のゲストは、ボイストレーナーの鳥山真翔さん。アイドルなどのプロを鍛えてきた鳥山さんが考案したメソッド・美顔ボイトレは、「声で綺麗になる」を実践できるトレーニング。ライブでは、普段は有料のレッスンを特別に公開していただいたり、視聴者からの顔や声の悩みについてお答えいただいたり……。とても贅沢な時間となりました。明るい鳥山さんのおかげで、終始賑やかな雰囲気で進んだインスタライブを、記事ではダイジェストでお届けします。
高級化粧品や美容医療、そういうものの前に顔も筋肉なんだから、その視点から変化ってさせられるんだ……!その気づきに本当にハッとさせられたのが2月に取材で体験した鳥山先生の美顔ボイトレ。
実際のBefore、After写真をみてもらうとわかるのだが、驚くべきことに本当に顔が“短く”なっている。(鳥山さんの取材記事はこちら)
そして自粛期間中も先生のレッスンで習ったことを続けていたら、その後会うたびに友達に、家族に「え!痩せたよね!?」「顔小さくなったよね!?」と言われる。
溢れる巷中のダイエット広告の文言みたいだけど、本当に本当にそうなのだ。
私が生ける証拠。それほどまでに美顔ボイトレの効果はある。これは間違いない。何かが変わる。それが鳥山先生のいうところの「本来の骨格、顔の大きさに戻してあげてる」状態。
今回のライブでも“戻す”ためのポイントを教えてもらった。
ライブの中で一緒にやるだけで、だいぶ顔の感覚が変わる。実感していただいていたらとても嬉しいし、とにかくマスク時代の今マスクの下で電車の中でも歩きながらでもどこでも出来るのが美顔ボイトレ。
マスクをしなくなくていい世界が来た時、マスクの下の顔がどうなっているかは、あなた次第なのだ。(HarumariTOKYO編集部・岡野ぴんこ)
愛犬のレオくんと一緒に登場してくれた鳥山さん。自身のアカウントでもインスタライブ を配信中の鳥山さんですが、この日は「普段語らないことも語りたい」と気合を入れて参加してくれました。鳥山さんと美顔ボイトレについては、過去の記事でも詳しく紹介していますので、そちらもあわせてチェックしてください。
今日はよろしくお願いします!そもそもボイトレって、顔が綺麗になることとつながらない感じがするんですが……、声を出すこと自体、顔を使っているってことですか?
いい声が出ている人で、目が死んでいる人を見たことあります?会社で圧をかけてくる上司とか、こんな顔をしていますよね。目をグッと開いて。宝塚とかもそうですよね。
確かに……!
なんで美顔ボイトレを始めたかというと、僕はもともと巨顔コンプレックスだったんですよ、二丁目に行くと指摘されて。
二丁目は、辛辣なコメントもらいますもんね…。
それで、このトレーニングを考えたんです。表情筋を使いましょうって昔から言われていたけど、特化したものはなかったんですよ。
小顔になりたくない人はいないですから!全員やりがいがありますよね。
なぜか忘れられがちなんですが、僕は声の専門家。一番詳しいのは声で、そのトレーニングの副産物的に顔が小さくなる。
鳥山先生は「美容の専門家」という感じはします。
だから今日、見てくれている人の中にも、声に悩みがあったら聞きたい!ぴんこさんは悩んでいる?声。
そうですね、今はインスタライブで高めに出していますけど、普段は久しぶりに喋ると思ったより低くなるんですよね。
最近リモートが増えたから声、大事よね。
対面で会議をしてた時には気付かなかったことが多い。この人こんな声だったのかとか、リモートだと聞きづらいなとか!
わかる!僕も、レッスンをリモートで始めたんですけど、受けていただくとマイクのりがよくなる。全然違う。最初は声が聞こえなかった人も聞こえるようになる。
それは良いですね、今もリモートを続けている会社もありますし!
ていうかリモートもっと続けたらって思うんですよね!今日もこのインスタライブ のために会議したけど5分くらいで終わった。実際に会うと、行くまでに時間もかかるし、せっかく行ったから1時間話さなきゃ、ってなるじゃないですか。
そうですよね、無駄がなくなるなっていうのはありますよね。
肌と同じで、声帯もたるむんですよ。それに脳は、自分の年齢を声から判断している部分があって。ババアみたいな声をしてるとババアになる。
前回の記事では「おばさん」にしたのに!(笑)
あっ!(笑)言い直します、おばさんになったから、じゃなくて、おばさんの声を出しているからおばさんになる。
この人はおばさんなんだと、脳が認識するんですね。
そう、脳を、ホルモンをいかにごまかすか。若々しい声を出せば若いホルモンが出てくるんです。これは余談なんだけど、僕のレッスンに参加した方で女性の毎月のものが終わってしまった方が、始まることがあるんですよ!これに関してはエビデンスはないんだけど、何人かいる。
えぇ、それはすごい。良い意味で自分に催眠術をかけているってことですか。
そうそう。声で脳をだます「フェイクボイス」ね。実際に、明るい声を出していれば明るい気持ちになるんですよ。
前回、取材でレッスンを受けたら、顔が縮んだんですよ!
その表現、とっても良い!でも、縮む、小さくなったって言うけど、もともとはあなたの顔はその位置なのよ、っていう。
相当変わるんだなって。あと、トレーニング中、触ると痛いところがあるんですが、痛いのはよくないんですよね。
痛みを感じる場所は全て毒素です!だからと言ってゴリゴリ押すのはだめ!筋肉が破壊されると、どんどん毒が入っていちゃうから。
ここで、観てくださっている方から質問が来ています。「マリオネットラインが気になる」。
マリオネットラインは、顔の筋肉が垂れ下がった顛末!ほうれい線ですからね。
えー!ほうれい線なんですか!衝撃の事実!やっぱり鍛えないといけないですね…。「トレーニングは何分やったら良いですか」という質問も来ています。
やって困ることはないから、気付いた時にやってほしいですね。
最近みんなマスクしているじゃないですか、だから、マスクの下でやってもいいと思うんですよ。周りはスマホを見てるから気付かれない。外に出る人は、マスクをしている時間やる、って決めるのも良いかも。
あと10分ですね!
やだ、早い!濃密!!
最後に、メッセージをお願いします!
結果を急ぎすぎちゃう人多くて。何がいけないかというと、そういう人って完璧主義なんですよね。1mm変わったことに喜べる子が成長する。トレーニングは魔法ではないので。コツコツ、そういうモチベーションでやってほしいですね。
最後に質問がきています。「筋肉痛の時に続けても大丈夫でしょうか?」
やりたい時にやろうって感じで良い。僕はレッスンで死ぬほどやっているけど、今のところ支障はないから。トレーニングで一番は大切なのは卑屈にならないこと、自分が満足して生きることが全て。トレーニングしましたけど、「こうしなきゃ」じゃない、知って良かったなって思ってもらう程度にしてもらって。ガチガチブスにならないように。
ガチガチブス…!すっごい嫌な言葉ですね(笑)
実際のトレーニングと同じくらい大事だと思うことを今回のライブでは伺った。そう、それは“人は自分の発する声で、自分を洗脳することが出来る”ということ。
若い声を出すトレーニングをして若い声を自分に聞かせていれば、それ相応の年齢なのだと脳が判断しそれに伴う変化をしていく。
声のトーンももちろん、言葉もそうなのだと思う。「私はもう歳だから・・・」「ブスだからさー」自虐で気軽に言うこともある言葉たち。でもその言葉を、声を必ず聞いているのは自分自身の脳。それって究極の損だと思いませんか!?だったらポジティブな声と、ポジティブな言葉で変化させていきたい、心の底からそう思ったし先生の話を聞いているとそれは実際にあることなんだ、と思える。
「ういうい運動」と、「まめみもむ運動」これに加えて、ポジティブな言葉と声、これを忘れずに脳をコントロールして綺麗に、もっと好きな自分になっていきたい。(HarumariTOKYO編集部・岡野ぴんこ)
HarumariTOKYOの公式アカウント(@harumari_tokyo)では、定期的にインスタライブ「Harumari LABO」を開催!「これからの私たちを、“幸せにする”モノゴトを考えて生きる。」をコンセプトに、その種になりそうな、気になること、知りたいこと、考えたいこと、試したいことを視聴者の皆さんと一緒に考えていきます。
鳥山さんがゲストとして登場した回は、現在IGTVで公開中!ライブ中に教わったほうれい線やたるみに効く「ういうい運動」と「まめみもむ運動」も実践していますので、声や顔の悩みがある方はぜひ観てくださいね。