3回めとなった「新宿ピカデリー爆音映画祭」が、2018年12月11日(火)から12月20日(木)まで開催。今回も、「ボヘミアン・ラプソディ」「ラ・ラ・ランド」など名作揃い。
重低音がしっかりと効いた立体感のあるサウンド。映画との一体感、没入感を深く感じることができるあの空間…映画の音を楽しむことは、映画館ならではの鑑賞体験だ。
爆音映画祭は、そんな「映画の音」に着目した映画祭。
映画館にライブ・コンサート向けの大規模かつ高品質な音響機器をセッティングし、文字通り、作品の持つ「音」の世界や可能性を極限まで探求し、高品質な「音」を大音量で表現。2004年にスタートし、これまで全国各地で企画されているが、「新宿ピカデリー」では3回目の開催となる。
迫力のあるシーンはよりダイナミックに、緊張感のあるシーンはよりきめ細やかに。作品に合わせて音量・音圧を調整している。家のテレビやパソコンで観るのとはまったく違った鑑賞体験といえるだろう。
今回も「迫力の音」「美しい音」で観るにふさわしい作品がずらり。注目のラインナップを紹介しよう。
全13作品の中でも特に注目すべきは、11月9日(金)に公開されたばかりの新作『ボヘミアン・ラプソディ』。伝説のロックバンド、クイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーが残した数々の名曲を文字通り爆音で堪能出来る、まさに本イベントにふさわしい一本だ。
そのほか、ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』、アカデミー賞計6部門を受賞した2017年の大ヒット作『ラ・ラ・ランド』、音楽鳴り止まぬロックンロールカーアクション『ベイビー・ドライバー』など“音”を楽しむ作品が揃う。
また、青年2人が経験する一夏の瑞々しい恋を描いた『君の名前で僕を呼んで』、コリン・ファースが魅せる新時代のスパイアクション『キングスマン』、ジョン・カーペンター監督の名作SFホラー『遊星からの物体X』デジタル・リマスター版など、近年ショーレースを賑わせた人気作から往年の名作まで、幅広い作品が用意されている。
新旧織り交ぜたラインナップは、爆音映画祭の仕掛け人、樋口泰人氏が「これぞ“爆音”で堪能してほしいと」と考えるこだわりの名作セレクション。
特に、音楽がメインの映画やミュージカル映画は、映画館という空間で観るからこその感動がある。
「爆音」と聞くとうるさいだけなのでは…躊躇してしまう人こそ一度お試しあれ。表現豊かな音によって得られる高揚感がやみつきになってしまうかも。
エリア: | 東京 / 新宿 |
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住所: | 〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目15−15 |
公式WEB: | http://www.bakuon-bb.net/ |
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