男性ひとりでも立ち寄りやすい。男前空間なカフェ5店

居心地も良い、メニューも申し分ない。でも、いかにもフォトジェニックなカフェは男性にとっては入りづらいこともある。そんな人におすすめしたい、男性ひとりでも居心地のいい「男前空間」カフェをご紹介。

NODE UEHARA Cafe,Bar&Deli

代々木上原駅の北口1番出口から出てすぐ目の前にある「NODE UEHARA」。その顔となる1階に、カフェスペースがある。全面ガラス張りの外装。ひとりで席に座っている男性が店外からも窺えるので、アウェー感なく足を踏み入れやすい。店内は白を基調としつつも、フェミニンさを抑えたシックな装いだ。席と席の間が広く、ゆとりがあるのもポイント。

実は、このカフェのポイントは食物販のコーナー。料理が趣味な男性もさりげなく買い物できるお店としても重宝できるのだ。肩身の狭さを感じない、男性が普段使いできるカフェだ。

Brooklyn Parlor SHINJUKU

新宿マルイアネックスの地下1階にある、ブルーノートジャパンがプロデュースするカフェ。扉を開けると外の新宿の喧噪からは一変し、ほんのり暗めの照明に壁いっぱいの本棚、ウッド調のテーブルやレンガを多用した壁など、まるでニューヨークにトリップしたかのよう。ブルックリンスタイルのインテリアや本場の音楽、男性客が多いのもうなずける。

広々とした大箱のカフェながら、音楽とともにかしこで弾む会話の心地よいざわつきがある店内。静かすぎるお店だと緊張感があるが、ここなら気楽に自分の時間を過ごすことができる。夜は23:00まで営業しているので、仕事帰りにここで軽く一杯なんていうのもおすすめだ。

STREAMER COFFEE COMPANY

渋谷駅から明治通りを歩いて7分ほど。通りから一本入った静かなエリアに、ラテアート世界チャンピオンの澤田洋史さんが立ち上げたカフェがある。同店の内装は、配管や鉄骨がむき出しになったシンプルで大胆なデザインが男らしく、いい意味で気取っていない空間が心地いい。

自由な雰囲気の店内では、各々がコーヒーを片手に読書や音楽などを楽しんでいる。男性がカフェに行くとなると周りの目が気になる人がいるかもしれない。しかしここなら店員や他のお客さんとの距離感もちょうどいいので、それぞれが自分の好きな時間を過ごすことができるのだ。その各々の自由さがいい空気を作っている。

DAVIDE Coffee Stop

入谷駅の1番出口から、言問通りを浅草方面へ7、8分ほど歩いた場所にある同店は、ターコイズブルーの外観が目印だ。メキシコやサンディエゴあたりにありそうなカラフルで陽気な外観。ネオンやビビットなカラーで異国情緒のある店内は、こじんまりとしていて秘密基地のよう。雑貨やインテリアを見ているだけで、男性の遊び心が刺激される空間だ。

おすすめは、濃厚な味わいとなめらかな口当たりのラテ。もしオーダーに迷った場合には松下さんに相談してみてはいかがだろう。穏やかな人柄のオーナーが、ぴったりの一杯を提案してくれる。ゆるやかなコミュニケーションを楽しめる、行きつけにしたくなるスポットだ。

GEN GEN AN

渋谷区の宇田川町、東急ハンズの裏手に見つけた“幻”の文字。ここは、こだわりの日本茶を提供するティースタンド。コンクリート打ちっぱなしの内装に、木を配したインテリアが映えている。壁には懐かしのカセットテープがずらりと並んだクールでアーバンな雰囲気は、なんだか“やんちゃ”。さらに、このエリアはレコードショップが多く、音楽好きが集まる場所でもある。音楽×ストリート感そして日本茶という異色の組み合わせ。は、こだわりを持った男性ならば、つい店に入りたくなることだろう。

カウンターとスタンドテーブルが3つほどの小さなお店なので、あまり長居をするスペースはないが、その潔さが気持ちいい。喉が渇いたときやひと息つきたいとき、ふらっと気軽にやんちゃなティースタンドに立ち寄ってみては？