ローソンのロングセラー、「からあげクン」。一口サイズで食べやすいうえ、パッケージもかわいくて「つい手が伸びちゃう」という人が多い。からあげクンがここまでみんなに愛されるワケって、何だろう?
「平成」もあとわずか。連休前でばたばたして、「今日はランチを食べそこねた!」なんていう日もあるだろう。夕ごはん前にがっつり食べるのは気が引けるし、でもおなかすいたー……そんな時は、ローソンの看板メニュー・からあげクンをオススメしたい。一番人気のフレーバー、レギュラーなら5個全部食べても、満足感は高いのに糖質8.0gしかないのだから。

突然ですが、からあげクンは何才なのか知ってますか?
1986年4月生まれの33才。今やコンビニ屈指のロングセラーとして、貫禄すらある商品に育っているのはご存じのとおりだ。
そもそも、ローソンが79年に業界で初めて店内にフライヤーを導入したことから、本格的な“コンビニホットスナックヒストリー”は始まる。
当時コンビニスナックといえば、アメリカンドックなどがメジャーだった。そんな中、からあげクンは店内フライヤーを活用した新メニューとして「指でつまんで歩きながら食べられる“ホットスナック”」というコンセプトで登場、コンビニユーザーを驚かせた。
万人が大好きな鶏のから揚げを、「おかず」ではなく「おやつ」というコンビニエンスなメニューに仕立てたのが画期的だった。
このからあげクン、実は驚異の進化を遂げている。
86年に定番の「レギュラー」が誕生し、2年後には激辛の「レッド」が仲間入り。94年には「カレー味」や「チーズ味」も出て、本格的に“新フレーバー作戦”が動き出した。 2005年からは「地域限定味」(第一号は、中部地区で手羽先の味わいを再現したスパイシー味)もシリーズ化。
これまでになんと252種類のフレーバーのからあげクンが登場している(19年3月現在)。気になる累計販売数は、31億食を突破したというからスゴイ!
不動の人気フレーバートップ3は「レギュラー」「レッド」「北海道チーズ」。

そのほか、季節などに合わせて「第4のフレーバー」がホットケースに並んでいる。最近は、揚げ物をセルフで購入できる店も実験店舗もあるので、ますますからあげクンに手が伸びちゃいそう。

「おやつ」なからあげクン、ファンは若い男性か?と思えばちょっと違う。
例えばシンプルに鶏肉の風味が楽しめる「レギュラー」を購入した約6割が女性だという。それにはわけがある。

冒頭に示したとおり、からあげクンは意外と糖質を抑えた商品だ。女性はもちろん、ヘルシー志向の高い若い男性も、鶏肉が低糖質・高たんぱくなメニューなのはチェック済み。だから「低糖質ダイエット」ブームで、「ランチをおにぎりから、からあげクンに変えた」という人も少なくない。
次に、国産の原材料を使用している点も評価が高い。
肉は国産若鶏のむね肉、からあげに使う小麦粉も100%国産だ。大ヒットメニューだからこそ、食の安全・安心にこだわる。こうした細かな配慮が認知され、からあげクンは昭和→平成→令和と、時代を経ても愛され続けているのだ。
イートインコーナーでからあげクンを楽しむ時は、後味すっきりのマチカフェ・アイスコーヒーと合わせたい。コーヒーはちょっと苦手というなら、アイスティーとも相性バッチリだからご安心を。
また、からあげクンだけでは、あとでおなかがすいちゃうかも……と心配な時は、糖質控えめのブランパンをプラスすると、ヘルシーだ。

ブランパンは、小麦粉を使用したパンよりも低糖質でミネラルなどが豊富。ブラン(ふすま)特有の味がちょっと……という人もいるだろうが、ローソンのブランパンは数種類の穀物のブランをブレンドしているので、ふっくらとした食感と香ばしい香りが特徴だ。
からあげクンのレギュラーはもちろん、レッドのようなアクセントの強いフレーバーとも合う。
最後に雑学をひとつ紹介しよう。ローソン広報によると、からあげクンのキャラクターは、にわとりじゃないらしい。なんと、「からあげクン王国」に棲む妖精なんだとか、これホントの話。
吉岡秀子=取材・文
玉井俊行=写真
| エリア: | 東京 / その他 |
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