コンビニランチの充実ぶりは今に始まったことではない。各社いろいろな新商品を充実させている。なかでもファミマの注目は「ちょこちょこランチ」。ブッフェのように好きなものを少しずつ愉しむライチスタイルを試してほしい。
午後2時。朝からバタバタでランチを食べ損ねた~といっても、午後の仕事はまだ長い。そんなとき、ファミマのイートインコーナーでさくっと遅めのランチを楽しんでみてはどうだろう。

選ぶ楽しさを満喫するため、ビュッフェのように好きなおかずをあれこれ選ぶ、“ちょこちょこランチ”をオススメしたい。
知っておきたいファミマオリジナルの惣菜シリーズが、売り場で赤いPOPが目立つ「お母さん食堂」だ。

「お母さん食堂」とは、17年に立ち上げたオリジナル惣菜シリーズのこと。
「少子高齢化、また働く女性や単身世帯の増加といった社会環境の変化で、近年、惣菜商品のニーズが高まっています。その声にお応えしてできたシリーズなんです」と、ファミマ広報担当者は話す。
そのベタすぎるネーミングゆえ、筆者は当初、「大丈夫? 本当に売れるのか?」と、正直心配したことを告白してしまおう。
ところが、「お母さん」という温かいイメージと手作り感あふれる味つけで、男性はもちろん、女性やシニア客にも大人気。発売から売り上げは右肩上がりで伸びている。
あれこれ選べる約140品目
ヘルシーな和惣菜が人気上昇中
特徴は、なんといっても品目の多さだ。業界で「トップシール商品」と呼ばれる食べ切りサイズのトレイ型商品、袋を開いてそのままお皿になるおつまみ、片手で気軽に食べられるワンハンド商品など、あれこれ入れると約140品目にも。
中にはウチに買って帰ってじっくり味わいたい、レンジで温めるプレミアムなパウチタイプもあるけれど、ランチにぴったりなのは、すぐ食べられる小鉢タイプの商品だ。
今、人気上昇中なのが和惣菜。大定番の「ひじき煮」(158円)や5月に出たばかりの新メニュー「おダシとたまごのとろーり豆腐」(320円)をチョイスしてはどうだろう(すべて税込み)。
「とろーり豆腐」は、茶碗蒸しのようにだし感たっぷり、とろっとろ。上にのっかった、ブロッコリーや海藻がいい箸休めになる。
そのままでも十分美味しいが、組み合わせるとさらに楽しく美味しいのがポイント。とろりとした豆腐の上に、ひじきをオン! しっかりボリュームがあるのにヘルシーなMIX惣菜の完成だ。



これに「スーパー大麦紅鮭わかめ」(128円/税込み)をプラスすれば、腹持ちのいいヘルシーランチの完成だ。

また、ちょっと遅めのランチの場合、「今日はごはんはいらないかな~」という気分のときもある。そんなときは、好きな“おかず+おかず+おかず”と、思い切ってデリショップのようなチョイスの仕方ができるのも、コンビニ食のいいところ。

品数がありすぎて、選ぶのに迷うという人は、和洋中といろんな味を楽しむのも手だ。
食べごたえのある「もっちり水餃子」(340円)をメインに、サイドメニューとして「トマトジュレとマッシュポテトのサラダ」(200円)、加えて「オクラとなめこのネバネバサラダ」(248円)はどうだろう(すべて税込み)。
昼からビールが飲みたくなるようなチョイスだが、どれも食べ応えあるので、満腹になること間違いなしだ。こちらは合わせて788円。バリエーション豊かなランチセットと思えば、十分お得感がある。
「水餃子」は、その名のとおり、もちもちした食感でつるっと何個でもイケちゃいそう。黒酢と赤みそと白ネギ入りのソースに花椒を加え、ピリッとした辛さを演出したあたり、暑い日ぴったりだ。その分、ほかの2品がすっきりとした風味なので、味のバランスがいい。
クリーミーなマッシュポテトの上のジュレは、やさしいコンソメ味でさわやか。
オクラ・なめこの“ネバネバ兄弟”の存在感が際立つ和風サラダは、ノンオイルの青じそドレッシングでどうぞ。おそらくこの3品を完食すれば、大満足で夕方までパワフルに仕事に集中できるはず。
いつでも自分スタイルで過ごすことができる。コンビニの魅力は、そんなフリーダムな時間が作れるところではないだろうか。
吉岡秀子=取材・文
玉井俊行=撮影
| エリア: | 東京 / 六本木 |
|---|---|
| 住所: | 〒107-0052 東京都港区赤坂3丁目5−5 |
| 電話番号: | 03-5545-8900 |
| 営業時間: |
月曜日 0:00〜0:00 火曜日 0:00〜0:00 水曜日 0:00〜0:00 木曜日 0:00〜0:00 金曜日 0:00〜0:00 土曜日 0:00〜0:00 日曜日 0:00〜0:00 祝日 0:00〜0:00 |
| 公式WEB: | http://www.family.co.jp/ |
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