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GWは日本橋へ。アート専門店の祭典「東京 アート アンティーク」が今年も開催

GWは日本橋へ。アート専門店の祭典「東京 アート アンティーク」が今年も開催

日本橋・京橋エリアのアート専門店が一堂に会する「東京 アート アンティーク」が今年も開催! トークイベントやワークショップで美術に触れ、知見を深めてみよう。

今年は“10連休”という、類を見ない長さのゴールデンウィーク。旅行やアウトドアもいいけれど、アートで始めるのもおすすめだ。というのも、2010年に始まり今年で10 年目を数える「東京 アート アンティーク」が2019年4月25日(木)から4月27日(土)の3日間開催される。

過去最高の96軒が集結!

そもそもこの「東京 アート アンティーク」は、日本橋・京橋エリアに軒を連ねる、古美術・工芸・日本画・近代絵画・彫刻・版画などの専門店によるイベント。それも今年は、過去最高の96軒が参加することになった。内容は、識者によるトークイベント、ワークショップ、初心者でも気軽に入札できるチャリティ入札会など、盛り沢山となっている。

このイベントの一番の魅力は、初心者にも大きく門戸を開いてくれている点だ。美術に興味があったとしても、画廊や専門店に入るとなるとかなり勇気がいるのが正直なところ……。でもこのイベントを利用すれば、ふだんなかなか触れられない作品を実際に手にとってみたり、美術店や画廊の店主と話してみたり、なんてことも普段よりずっと気軽にできる。

「とはいえ、実際に興味のあるものに出会えるだろうか?」と疑問に思っている方もご心配なく。とりわけ企画展のバリエーションは目を見張るものがあり、エッジのきいた陶芸を展示する「市川 透 展」や、昨年東京国立博物館の展覧会でも人気を博した“縄文”を取り扱う「考古展 縄文・埴輪」などがある。もちろん絵画も充実しており、たとえば「road to POP ロード・トゥ・ポップ」では、アンディ・ウォーホルや、パブロ・ピカソ、サルバドール・ダリなどの作品を鑑賞できるのだ。

それだけ企画展が豊富ゆえに、何から見ていいかわからない、なんてことになった時はギャラリートークに参加するのがおすすめ。「お茶」や「馬」など、親しみやすい切り口で作品をナビゲートしてもらえる。普段聞けない話を聞けば、新しい発見や視点の変化が得られるに違いない。

「古美術」「日本画」と言われると、その敷居の高さからついつい敬遠してしまう。そんな人こそ、ぜひこの「東京 アート アンティーク」を利用してみて欲しい。作品や人との、思いがけない素晴らしい出会いがきっとある。今まで興味のなかったものを好きに、今まで好きだったものをもっと好きになるきっかけになることだろう。