大好き“だった”服との思い出はリストックで更新しよう。修理＆カスタムの専門店。

手持ちの靴や服を修理してカスタマイズしてくれる店が渋谷パルコにオープン。愛用の品が、熟練の職人の手で新たなアイテムに生まれ変わる。

好きだったけど、着なくなってしまった服や靴はどうするか？ファストファッションなら新たに買えば良いし、飽きたらフリマアプリで売ってしまえば良い…かもしれない。

洋服への愛着を捨てずに、新たな気持ちで楽しめる、そんなこれまでの服のイメージを覆すカスタム専門店が渋谷パルコにオープンした。その名も「Re⇆STOCK（リストック）」。「大切なものを長く使い続けることが自分らしさを作り出す」というコンセプトのもと、手持ちのアイテムをプロの職人の手でカスタムしてくれるのだ。

でも、失敗したら…と不安になる人もいるだろうが、そこはご安心を。店にいるプロの職人が丁寧なヒアリングをして、その人に合うようなデザインや機能を提案してくれる。

例えばこんな、ベーシックなストライプシャツは…

シンプルながら、デザイン性も兼ね備えたシャツに変身。内容にもよるが、価格は1万円程度〜、期間は10日〜2ヶ月ほどで完成するという。

カスタムだけではなく、一般的な修理にも対応している。扱うものは衣類・バッグ・時計などのファッションアイテムから、iPhoneの液晶修理やバッテリー交換と幅広い。

さらに、自分でメンテナンスができるよう様々なケアグッズもセレクトし、自分で手入れをしながら「使い続ける」楽しみを提案している。

運営するのは、腕時計のセレクトショップ「TiCTAC」などを手がけるヌーヴ・エイ。リストックを担当する古木さんは、消費・消耗が当たり前の今、「ものを直して使う」「大事にする」ことで得られる豊かさや、丁寧な暮らしを発信していきたいという。

店では、カスタムしたスニーカーの展示や工房での作業の様子も見られるので、自分のものに置き換えて眺めてみるのも楽しそうだ。クローゼットに眠っている服があったら、一度訪れてみてはいかがだろうか。