ダ・ヴィンチの没後500年を記念して、彼が抱いていた夢の一部を実現させようと行われている「夢の実現」展。 会場となる代官山ヒルサイドテラスでは、東京造形大学がヴァーチャルで復元させた現存絵画などを展示している。
ルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチは『最後の晩餐』や『モナ・リザ』など、世界で最も知られた名画を描いた画家として知られているが、67年の生涯で残した作品は驚くほど少ないのはご存知だろうか。
現在世界に現存する絵画作品は全部で16点のみ。しかもその多くは欠損していたり、未完成であったり、完全な形で残っているのは完成品はなんと4点しかないのだそう。

何と言っても最大の見所は『最後の晩餐』の正確な復元だ。
こちらは絵画ではなく映像となって再現されているが、遠近法を用いてダ・ヴィンチが描こうとした“正確な部屋の形”が緻密に計算され尽くしている。過去の研究はすべてダ・ヴィンチ本人ではない後世の加筆者の痕跡から計算されていたようだが、今回はダ・ヴィンチ本人による作品にあくまでこだわった。それによって、よりダ・ヴィンチ本人が当時描いていたプランに限りなく近いサイズ感と臨場感が表現され、色彩もクリアに目の当たりにすることができる。
また別コーナーでは、VRによって『最後の晩餐』の“部屋の中”に入り込む体験もでき、“最後の晩餐ワールド”を思い切り楽しめるのでぜひトライを。

現存するものの、劣化や欠損が激しいダ・ヴィンチ作品。切断されていたり、未完だったりと“彼のイメージ”がそのまま作品になっているものは少ないだろう。
東京造形大学は、その復元に思い切ってチャレンジしており、色彩や構図などを鑑賞していると、“あぁ、もしかしたらダ・ヴィンチはこういう絵画を描きたかったのだろうな”と納得してしまう。
復元に至るストーリーや技術も紹介されており、絵画や歴史に興味のある方ならずっぽり集中してしまうこと間違いなしだ。

また完成に至らないままだった騎馬像や巨大建築物なども縮小模型や3DCGなどで命が吹き込まれている。
ルネサンス当時の技術では実現不可能だった工学系の発明品などが現代なら実現できるというのも面白いポイントだ。後世こういった展示が行われることもダ・ヴィンチの“想定内”だったのかもしれない。
| エリア: | 東京 / 代官山 |
|---|---|
| 住所: | 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18−8 |
| 電話番号: | 042-637-8111 |
| 営業時間: |
月曜日 11:00〜20:30 火曜日 11:00〜20:30 水曜日 11:00〜20:30 木曜日 11:00〜20:30 金曜日 11:00〜20:30 土曜日 11:00〜20:30 日曜日 11:00〜20:30 祝日 11:00〜20:30 |
| 公式WEB: | http://leonardo500.jp/ |
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