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“循環”がテーマの新グルメスポットが表参道「GYRE」にオープン

“循環”がテーマの新グルメスポットが表参道「GYRE」にオープン

DATE:
2020.01.21

表参道の商業施設「GYRE(ジャイル)」のレストランフロアがリニューアル。食の未来を考え「循環」をテーマにしたという同フロアは、食や人・哲学を共有するセントラルキッチンのほか、日々の食材を肥料にするコンポストを取り入れるなど、未来型の食空間となっている。

表参道に2007年に開業した「GYRE(ジャイル)」は、フロアごとに各階層を回転したように積み重ねたユニークな形状が特徴の商業施設。「世の中で起きていることを意識しながら暮らす」という意味をこめたコンセプト「SHOP & THINK」を掲げている。中には「MOMAデザインストア」などが入り、感度の高い人に愛されてきた。

今回リニューアルされた新フロア「GYRE.FOOD(ジャイルフード)」は「循環」がテーマ。今まさに注目されている食の未来やサステナブルを意識した空間となっている。まずは、フロアのデザインを紹介しよう。

印象的なのは、緑の多さ。さらに床や壁には土を使用しているので、ビルの中であるのを忘れるような自然を感じる空間になっている。大きな特徴は、4店の異なるレストランの間にほとんど仕切りがないこと。人も食材も哲学も共有するという考えのもと、キッチンはセントラルキッチンを使用するほか、「食べ終わった後もそこから再生する場」として、日々の食材を肥料にするコンポストを実験的にとり入れるという。

飲食店も、食と向き合った店が集められている。食材から食器まで、食に関わるすべての人の思いを伝え、食べた人の想像力が羽ばたく料理の提供を目指すメゾン「elan(エラン)」や、野菜の切れ端を使ったポタージュなど、食材を余すことなく使い切る取り組みを行うオールデイダイニング「EUREKA(ユーリカ)」は、その象徴的存在だ。

ほかにも、水道水のようにタップから出てくるカクテル「タップカクテル」を提供するバー「funklein(フュンクライン)」や、「本当に必要なもの」という観点で選りすぐった食材やキッチン用品が揃うグロッサリー&スーベニアショップ「eatrip soil(イートリップ ソイル)」など、ここにしかない店が勢揃いする。

このフロアを実現させたのは、食の第一線で活躍するメンバーだ。全体のコンセプトを担当するのは、GYREの総合ディレクターである平尾香世子と、料理人でありながら原宿の古民家レストラン「restaurant eatrip」なども手掛ける野村友里。ディレクションは、新宿ゴールデン街でレモンサワー専門店「THE OPEN BOOK」の田中開と、ミシュラン二つ星店「ESqUISSE(エスキス)」でスーシェフとして腕を磨いてきた信太竜馬だ。
そして特徴的な空間の設計は、フランスを拠点に活動する建築家 田根剛が担当している。ちなみに、田根剛が手掛ける日本のレストランは、この「GYRE.FOOD」が初めてだという。

未来を見据えた新たな食空間「GYRE.FOOD」なら、空間や食事を楽しむだけでも、いつもと違う体験ができそうだ。表参道を訪れた際には、立ち寄ってみてはいかがだろうか。

MORE INFO:

GYRE.FOOD

エリア: 東京 / 表参道・原宿
住所: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目10−1
電話番号: 03-6803-8670
電話番号: 03-6803-8699
電話番号: 03-6803-8699
電話番号: 03-6803-8620
公式WEB: https://gyre-omotesando.com/shopsandrestaurants/gyre-food/