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世界の今をオンライン英会話で知る。「ネイティブキャンプ」の今どきの始め方。

世界の今をオンライン英会話で知る。「ネイティブキャンプ」の今どきの始め方。

「日本の外出自粛は手ぬるい」と海外で批判されている、とか、それなのに日本以上に欧米の感染者数が尋常じゃない、とか。もうなにがなんだか分からない。日本も大変だ。世界は今どうなのか…。どんな事柄も百聞は一見にしかず。世界の様子をこの目で見れば、自分の世界ももっとクリアになるのに。

こんなときこそオンライン英会話をおすすめしたい。自宅で十分な時間があるからじっくり英会話スキルをアップ。さらに世界の人と直接話すことで、今の世界を直に感じることが出来る。今回は、世界中の人とオンラインで繋がれる「ネイティブキャンプ」をつかって、実際に3カ国の人たちと会話し、つたない英会話を駆使して世界を知るチャレンジをしてみた。

今回活用した「ネイティブキャンプ」はSTAYHOMEな今こそ初心者が英会話を始めるのに使い勝手のいいサービスだ。まず、オンライン英会話サービスとしては珍しく受講回数に制限はない。そのため、1日に何度でも繰り返し受講できる。さらにレッスン予約は不要、ボタン1つで24時間365日レッスンを受けられるので「予約はしたものの、いざ当日になったら気が乗らない…」という習い事あるあるを心配する必要もない。

しかし、普段仕事をしているメンバーとの間ですら難しいオンラインでのコミュニケーションを、初めて会う外国人講師と…。レッスンを前に楽しみな一方で、不安も募った。

そんな心配をよそに始まったレッスン。ブランクがあるとはいえ、教科書レベルの会話なら聞き取ることはできた。しかし、それに対してうまく英語で返答することができない。その上、実践的な内容になっただけで聞き取れない単語が増える。レッスン開始早々、自分の英語力の衰えを突きつけられた。

レッスンの様子(イメージ)

しかし心配は無用。その様子を見た講師は、私が聞き取れなかった言葉をチャットで送り、その文字をもう一度ゆっくりと口頭で読み上げてくれた。なるほど、チャットとビデオ通話の両方でレッスンができるのなら、英語に自信がなくとも抵抗なく会話を進められる。「わからない」をごまかせないからこそ、上達するにはうってつけの学習環境だと感じた。

レッスン時間の25分間の割り振りは自由自在。テキストの内容をみっちりと勉強する人もいれば、資格試験の英作文の添削を依頼する人や、自由に近況を語り合う人もいるらしい。これぞマンツーマンレッスンの醍醐味ともいえるだろう。今回はレッスン後にフリートークに挑戦。今世界ではどんなおうち時間を送っているかをフィリピン・クロアチア・カナダにいる講師たちに聞いてみることにした。

講師シンディー

フィリピン在住のシンディーは日系企業で働いた経験を持つ柔らかな笑顔が素敵な女性。3人の子供の子育てをしながらネイティブキャンプで講師をしている。

そんなシンディーにフィリピンの現在の生活ぶりを聞いてみると、彼女は次のように話してくれた。「今、フィリピンは多くの国がそうであるようにロックダウンされていて、都市を跨いだ移動ができないの。その上、仕事も必要最低限しか許されていないから、多くの人は休業しているみたい。私はというと、普段はオフィスに行ってしていたネイティブキャンプの仕事を今は家で行っているの。家族をリスクに晒すことなく、場所以外は変わらずに仕事ができているので、本当にありがたいなと思っているわ」とのこと。また、日本よりもかなり制限された街の様子については「たった5分もかからないご近所に荷物を届けに行っただけなのに“マスクはどうした?”って警察に話しかけられたわ。“あー忘れてしまって…”と話すと厳重注意されて、書類に署名させられたわ」とのこと。警察とのやり取りを一人二役で再現してくれて、辛い状況をくすっと笑わせるような語り口で話す姿に元気をもらった。

講師スティーブン

お次はカナダに住む28歳の男性、スティーブン。「人に教えるのが大好き」と自己紹介してくれただけあり、スティーブンの授業は他の2人の講師よりもさらに細かく表現や発音についてもチェックしてくれるものだった。

そんなスティーブンとは、おうち時間について話をした。もともと多趣味なスティーブンだが、今は旅行にいけないとのことでおうちで「映画鑑賞」をしているとのこと。お家から出ずとも、気になる映画が見放題なNetflixは非常に便利だと話してくれて、お互いの好きな映画の話題で盛り上がった。フリートーク中も私の発音や、表現の仕方をチェックしてくれるのは講師と生徒という関係だからこそのもの。お互いのことを自由に話しながらも、しっかりと英語力をアップさせられるので一石二鳥だ。

講師ドラガナ

最後にレッスンしてくれたのは、ドラガナという32歳の女性。彼女はクロアチアに住んでおり、普段は病院で働いている。彼女曰く、コロナウイルスが流行り出したとき、クロアチア政府はほぼ全てのことをシャットダウンしたのだそう。出勤が許されているのは、医者や清掃員などの本当に重要な仕事の人のみ。学校も会社もしまっているため、多くの人々は家でできる仕事をしているのだそうだ。そんな彼女は先日までコロナウィルスに罹患した患者の対応をしていたという。「かなり密な環境で接触したから、私は今家に2週間いなければならない状態なの。もし私がウイルスを持っていたとしたら、他の人に移してしまうからね。でも、その一方でいまだに検査は受けていないの。だから、ひたすら家にいるしかなくて、本当に毎日が退屈。ネイティブキャンプのレッスンをしたり、Netflixをみたり、少しエクササイズをして過ごしているわ」と話してくれた。そして、私に「あなたはどんな生活をしているの?」と質問してくれたので、本当は海外旅行に行く予定だったけど、家で仕事していると答えたところ「前みたいな日常を過ごせるのが楽しみね。今が頑張りどきよね!お互い頑張りましょう」と励ましてくれた。

オンライン英会話のメリットは、自分のペースで失敗を恐れずに会話を楽しめるというだけではない。世界がつながっていることを実感させてくれるものでもあるのだ。今、テレビで見かける世界の状況は明るいものではない。しかし、今回話した講師たちは誰一人として鬱々とした顔をしているわけではなく、むしろ私を励ましてくれた。一人ではない、「STAYHOME」で世界はつながっている。

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Native Camp.

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公式WEB: https://nativecamp.net/