たった一本でも花を飾れば、部屋の雰囲気を変化させ、気分をリフレッシュさせてくれます。本日は、一本でサマになる花とその愉しみ方をご紹介。Hibiya-Kadan Style アトレヴィ東中野店・店長の野呂冴香さんにお話しをききました。
Hibiya-Kadan Style アトレヴィ東中野店は、JR総武線・東中野駅の西口改札のすぐそばにある店舗。四季折々のディスプレイは、通勤通学で行きかう人たちの目を愉しませています。地元密着型の同店舗では、まさに自宅に飾るため一本の花を購入されていく方が多いそう。「花って高い」「気軽に買えるものじゃない」と思う人も多いかもしれませんが、花屋さんに行けば、一本から購入できるのです。
それでは早速、“一本でもサマになるお花”を教えていただきましょう。
野呂さん「なんといっても夏におすすめなのは定番のひまわりです。鮮やかなビタミンカラーが部屋を明るく彩ってくれます。最近だと『オンライン会議で自分の部屋を見て、殺風景なのが気になって』と、ひまわりを一本買っていかれた男性もいましたよ。
ひと口にひまわりといってもたくさんの品種があり、色合いやかたちもさまざまです。見比べて気に入った一本を選ぶのも愉しいですよ」
元気をくれるビタミンカラーのひまわりは、洗面所やお手洗いなどに置くのもおすすめだそう。朝いちばんに目に入れば、「今日も一日がんばろう」という活力が湧いてくるはずです。
野呂さん「一本でガラリと部屋の雰囲気を変えたいときは、ボリューム感のあるリシアンサスがぴったりです。大輪の花が部屋を一気に華やかにしてくれます。暑さにも強く、花が弱りやすいこの時季でも比較的長く愉しめるのも魅力ですね。
本日は夏らしく爽やかに、白のリシアンサスを並べていますが、ピンク、紫、黄色……とカラーバリエーションも豊富なんです」
「玄関に飾るのもおすすめです」と野呂さん。自宅の“顔”となる場所を、主役級の存在感で華やかに演出してくれそうです。
野呂さん「ナチュラルな雰囲気がお好きな方に特におすすめしたいのがジニアです。コロンとした丸いフォルムがかわいらしいですよね。グラデーションになった花びらの色合いが、とてもやさしい印象です。生活空間によく馴染むので、リビングやダイニング、キッチンなど“暮らし”に寄り添った場所にぜひ飾ってほしい一本です」
特別な花瓶を用意しなくても、自宅にあるちょっとしたグラスにもよく似合います。
家事の合間に目に入ると、ほっと心をなごませてくれるのだそう。
一本だけでも十分に自宅を彩ってくれるお花ですが、ほんの少し+αすれば、もっと表情豊かに愉しめるそう。その方法を、野呂さんに教えていただきました。
野呂さん「ぜひ挑戦してほしいのが、グリーンとの組み合わせです。好きなお花一本に、好きなグリーンを一本追加するだけでOKなんです。グリーンも種類ごとに表情がまったく違って、花に新しいイメージを与えてくれます。ミントならふんわりとした印象になりますし、タラスピオファリムはシュっとした雰囲気にしてくれますね」
タラスピオファリムというと聞きなれない名前ですが、ナズナの園芸品種のことだそう。ひまわり一本にタラスピオファリムをプラスしただけで、グッとこなれたイメージに変化します。
今日は近所の花屋に立ち寄って、お気に入りの一本を選んでみてはいかがでしょうか。
一本の花で部屋の雰囲気をすこし変化させて、気分をリフレッシュさせましょう。
Hibiya-Kadan Style アトレヴィ東中野店
〒164-0003
東京都中野区東中野4-4-26アトレヴィ東中野1階
(JR東中野駅西口から徒歩1分)
TEL 03-5348-4587
公式サイト:https://www.hibiyakadan.com/shop/02810.html
RECOMMENDER:
徳永留依子
Harumari TOKYO編集部