VOL.2 この時期、デートの始まりの20分は体験型イルミを堪能しよう

クリスマス までのカウントダウンが始まっている。冬の寒さやロマンチックな夜景くらいでは、なかなか縮まないというシャイなふたりは、体験型のイルミネーションで一気に距離を近づけよう。

品川シーズンテラス イルミネーション

2020年に誕生する山手線新駅の名称が「高輪ゲートウェイ」に決定したことでも話題の品川周辺エリア。続いて2027年にも品川駅にはリニア中央新幹線が開業するなど、日本の玄関口として未来に向けた益々の発展が期待されている。

そんな品川周辺でデートを楽しむなら、「品川シーズンテラス イルミネーション」で輝かしい未来を予感させる体験をしたい。

まずは、ふたりで揺れ動く光の波に包まれた大階段を上り、その先に続くアトリウム空間に入ると、無数の眩い光が織りなす幻想的な世界に包み込まれる。さらに、光の連なりに導かれイベント広場へ進むと、東京タワーを正面に構えた水景が広がる。品川シーズンテラスならではの水と光の共演は、圧巻だ。

周囲の街路樹は都会らしい色合いに輝き、水面に浮かべられた球体や水盤は天空の鏡に映る満点の星空のような美しい光景を創り出している。また、水盤の前面に配された「願いの鐘」を鳴らせば、夜空に流星が登場する体験型イルミネーションの演出が楽しめる。

そうして歩くこと約20分。そのロマンチックな時間の中で、さり気なく流れ星にかけた願いごとを聞いてみれば、ふたりの距離が近づくかもしれない。

チームラボ：呼応する生命の樹

元祖“恋人たちの聖地”との呼び声も高い、デートスポットの定番といえばお台場。冬こそ、きりりと澄み渡る空気の中、レインボーブリッジ越しに見える東京タワーという“THE定番のTOKYO”を見るためにあえて足を運びたくなる。

そんなお台場にあるヴィーナスフォートのオリーブ広場では、アート集団「チームラボ」による、光の球体が集まってできた巨大でインタラクティブな光のツリー「チームラボ：呼応する生命の樹」が登場。

注目は、光の球体の集積によって形作られた立体のツリー(高さ8m・ 直径6m)。光の球体は、音色に合わせて色が変わっていくのだ。 人が叩くと、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。 そして、そのまわりの球体も呼応し、同じ光の色に変化し音色を響かせていき、次々にまわりの球体も連続的に呼応していくのだ。

触れると色が変化し、その色特有の音色が響きわたるインタラクティブな光の空間では、思わず童心に返って夢中になってしまう。話題や距離の取り方に迷う、はじめてのデートだとしても、自然な笑顔や表情を引き出すのに一役買ってくれるのではないだろうか。

20分あれば、美しい光景を楽しむとともに、ロマンチックな空間の中でふたりの共同作業までができてしまう、体験型イルミネーション。クリスマス前のデートに、ぜひ利用してみてはどうだろうか。