忙しい、師走。だからこそ、冬の風物詩・イルミネーションの煌めきに、ほんのひとときでもいいから魅了されたい。そこで、たった10分でも十分に楽しめるイルミネーションスポットを2箇所、紹介しよう。
イルミネーションは、その幻想的な空間に包まれるだけで、一気にパワーチャージできる。むしろそのたった10分のためだけでも訪れる価値があるのだ。今回は、移動中に立ち寄りやすいイルミネーションスポットで、つかの間の非日常を味わう10分間をおすすめしたい。
まずは、表参道ヒルズ。
地下鉄のターミナル駅でもある表参道は、仕事でもプライベートでも乗換で利用することが多い駅だ。この時期ならぜひ、出発を少し早めて駅を降りて表参道ヒルズに立ち寄ろう。
12月25日(火)まで開催中の「OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS 2018 with Panasonic Beauty」では、吹抜け大階段の空間全体を使い、天井には約 6,000 本のアイシクル(つらら) で構成する「光のカーテン」が登場。「都会に出現する オーロラ」が今年のテーマだ。
1時間に3回行われる特別演出では、音楽に合わせてアイシクル(つらら)が光に照らされ、そのきらめきと呼応するようにツリーも緑、青、紫、ピンク、イエローなどのオーロラ色に変化。音楽の盛り上がりとともに、「光のカーテン」 に現れたオーロラが神秘的に揺れ動く様子に見とれてしまうかもしれないが、最高の瞬間をムービーで収めるのを、お忘れなく。
また、昨年度より始まった新たな取組みである、アートや建築を取り入れた表参道ヒルズの独創的イルミネーション。今年のデザインを手掛けるのは、東京とシアトルを拠点に活動するクリエイティブチーム「KEIKO+MANABU(ケイコプラスマナブ)。北国の冬空の美しさに着想を得た彼らが、鳥よけとして使われる異色素材を用い、アート・建築の視点から演出する、吹抜け空間全体のデザインにも注目したい。
続いて、東京ミッドタウン。
千代田線乃木坂駅と日比谷線・大江戸線六本木駅から直結しており、こちらも立ち寄りやすいイルミスポットだ。
25日まで開催中の「MIDTOWN CHRISTMAS 2018」では、メインイベント「スターライトガーデン」で美しいイルミネーションを堪能できる。約2,000㎡広大な芝生広場に広がる、宇宙空間をイメージしたイルミネーションは、今年で12回目の開催であり、まさに冬の風物詩。
約19万球のLEDに加えて、今年は約100個の光るバルーンが初登場。「宇宙」をテーマとした幻想的なイルミネーション空間を、高さの違うバルーンが立体的に演出し、無数の星に包まれているような体験をすることができる。さらに4つのシーン構成から成る演出では、星々の誕生から、輝き、それらが爆発して星屑になるまでの宇宙の姿を表現されている。
また、12月16日までの期間限定で、「しゃぼん玉イルミネーション」の特別演出も。時間とともに変化するイルミネーションと舞い上がるしゃぼん玉を、同時にムービーでおさめておきたい。
会社帰りに少し寄り道したり、食事やデートの前後にちょっと立ち寄ったり、僅か10分もあれば、幻想的な空間に包まれ一気にパワーチャージできる。まさに、この季節ならではの醍醐味だ。美しい光の演出は、ぜひともムービーにおさめてシェアして、師走の忙しさに翻弄される友人たちにも、癒しの時間をお裾分けしたいものだ。
エリア: | 東京 / 六本木 |
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住所: | 〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7 ザ・リッツ・カールトン東京(バス) |
営業時間: |
月曜日 17:00〜23:00 火曜日 17:00〜23:00 水曜日 17:00〜23:00 木曜日 17:00〜23:00 金曜日 17:00〜23:00 土曜日 17:00〜23:00 日曜日 17:00〜23:00 祝日 17:00〜23:00 |
公式WEB: | http://www.tokyo-midtown.com/jp/event/4252/ |
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