サンシャイン水族館では、特別展「サンシャイン水族館×早川いくを へんないきもの展3」を、2019年3月20日(水)から7月初旬までの期間で開催する。
地球上から集めた、愛すべき珍妙生物たちの信じられない生態と忘れられないその形。その姿に思わず「どうしてこうなった?」と叫びたくなってしまうほど。
そんな動物たちを、軽妙な語り口と精緻なイラストで紹介した早川いくをの著書「へんないきもの」と、サンシャイン水族館とのコラボ展が帰ってくる。
2004年に出版され今なお人気のベストセラー書籍をもとにした本展。第1弾、第2弾で延べ人数約20万人を動員した人気イベントだ。
第3弾となる今回も、見た目、生き様、模様など、早川いくをとサンシャイン水族館の飼育スタッフが選び抜いたさまざまな「変」を持つ生き物が集結する。
展示予定の変な生き物たちを、一部ご紹介しよう。
こちらは「エレファントノーズフィッシュ」。名前の通り、下あごがゾウの鼻のように見えるのが特徴だそう。
自分の身を守る際に尻尾を噛んでなんとか丸まろうとする「アルマジロトカゲ」。
繊細すぎる体のつくりが心配になる「アロークラブ」。
愛すべき変な生き物たちが、早川いくをの独特な語り口による解説文により紹介される本展。解説文はすべて書き下ろしというから、まるで一冊の本を読んでいるかのように楽しく学ぶことができそうだ。
そのユニークな生態に、読んで爆笑、見てほっこり、ちょっと脱力。普通の展示じゃ物足りない、ゆるさに癒されたい人はぜひ。毎回混雑が予想されるので時間に余裕を持って訪れたい。