北海道の本格スープカレーを渋谷で。札幌の名店「Suage」が東京初上陸

北海道グルメの定番であるスープカレーの人気店「Suage」の東京初店舗が、東京・渋谷に5月27日（月）にオープンし注目を集めている。素材や製法にこだわってつくられ、国内外から支持を集める名店の味を楽しめる。

蒸し暑い日が増えてきてもうすぐ夏本番、スパイスの香りが食欲をそそるカレー人気が高まってくる季節だ。
インドカレーや欧風カレーなど、カレーの種類はたくさんあるが、ちょっと気分を変えたいときにぴったりなのが、北海道・札幌発祥のスープカレーだ。

国内外で愛される、行列のできるスープカレー店

スープカレーは、とろみのついたカレーとは違い、サラサラとしたスープ状のカレー。スパイスたっぷりのスープに、ゴロゴロと大きな具材が入っているのが特徴で、スープ自体の味をじっくり楽しめることや、さまざまな具材を味わえるのが魅力だ。

「Suage」は、スープカレー店がひしめき合う札幌で、2007年に創業。オープン以来地元の人を中心に愛され続け、今や札幌市内に4店舗、海外（韓国、シンガポール、タイ）に4店舗を展開する、北海道グルメを代表する有名店となっている。
観光客にも人気が高く、本店では開店前から閉店まで行列が続くことも多々。旅行口コミサイト「trip advisor」でも高い評価を継続的に獲得しており、芸能人にもファンが多いという。まさに名店と呼ぶにふさわしいお店だ。

こだわりのスープと、厳選した北海道産の食材

「Suage」の魅力として真っ先に挙げたいのは、コクがありながらあっさりとしたスープ。
スープは鶏ガラとトマトをベースに、何種類ものスパイスを加え、独自の製法でじっくりと時間をかけて完成させている。誰にでも食べやすい上に、深みのある味わいだ。また、具材はほとんど素揚げし、食材の味や食感をグレードアップさせているのも「Suage」ならでは。

食材はほぼ北海道産。道内各地から上質な食材を厳選しているのも美味しさの秘密だ。さらに質や味にこだわるために、2020年から自社農園で採れた野菜を使用する予定になっており、今後にも期待が高まる。

渋谷店でも、本場の味そのままのスープカレーを

今回オープンした渋谷店では、本店と同じ2種類のスープをそのまま用意。
ひとつは「定番Suageスープ」で、創業当時から変わらない、老若男女に支持されているスープ。もうひとつは、これまで本店でしか味わうことができなかった、コクと旨味が自慢の「本店限定・イカスミスープ」だ。

そのスープをベースに選べるメニューは、「パリパリ知床鶏と野菜カレー」や「ラベンダーポークの炙り角煮カレー」、「生ラム炭焼きカレー」など、北海道らしさを感じるラインナップ。約30種類の具材の中から好みのトッピングができるのもうれしい。

さらりとしていて食べやすく、たっぷりの具材も栄養満点の「Suage」のスープカレー。
「ちょっと夏バテ気味かも……」という週末には、スパイシーなスープカレーを食べに行って疲れを吹き飛ばそう。