東京湾にある無人島・猿島で、11月3日(日)〜12月1日(日)、夜の総合アートイベント「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」が開催される。
東京湾最大の自然島として知られる、猿島。無人島でもあるこの島の大半は「猿島公園」として神奈川県横須賀市が整備している。
弥生時代に人々が暮らしていた痕跡を示す洞穴が今も残り、幕末には江戸湾防衛のために台場(砲台)が築かれ、明治期に入ると新首都防衛のため築かれた東京湾要塞として猿島砲台を築造。それらは都市公園として公開され、2015年には国の史跡公に指定された。砲座跡や弾薬庫跡、兵舎跡といった人工的な建造物と豊富な自然とが組み合わさった独特の景観は、毎年数多くの人がこの島を訪れる理由となっている。
そんな猿島で、2019年11月3日(日)〜12月1日(日)の約1カ月間、日没以降(17:00〜21:00予定)に、夜のアートイベント「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」が開催。昼間よりも視覚的に制限される夜に開催されることで、いままでにない体験ができることを予感させる。
今回が初の試みとなるこの夜のアートイベントは、ワイルドドッグス、佐野文彦、後藤映則、鈴木康広、齋藤精一(ライゾマティクス・アーキテクチャー)といった国内外のアーティストたちと共に展開。
猿島は無人島といえどアクセスがよく、京急線横須賀中央駅から徒歩15分にある三笠桟橋から、フェリーで約15分で行くことができる。「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」をきっかけに、小旅行を楽しむのもいいだろう。自然とアートの融合を、ぜひ体感しに行こう。
エリア: | 神奈川 |
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住所: | 〒238-0019 神奈川県横須賀市猿島1 |
営業時間: |
木曜日 17:30〜21:30 金曜日 17:30〜21:30 土曜日 17:30〜21:30 日曜日 17:30〜21:30 祝日 17:30〜21:30 |
公式WEB: | https://senseisland.com |
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