9月27日(金)に「猿田彦珈琲 誠品生活日本橋店」がオープン。ブックディレクター幅允孝氏が総合プロデュースを手掛け、「コーヒーと言葉」をテーマとした、新しいコンセプトの店舗として誕生した。
代官山蔦屋書店がモデルにしたことでも知られる、台湾発の大型複合セレクトショップ「誠品生活」。アメリカCNNが“世界で最もクールな百貨店”に選出するほど、そのユニークさが世界中で話題になっている「誠品生活」が、COREDO室町テラスへ日本初出店した。
同フロアにオープンする「猿田彦珈琲 誠品生活日本橋店」は、ブックディレクター幅允孝が総合プロデュースを手掛ける「コーヒーと言葉」をテーマにした、新しいコンセプトの店舗としても注目を集めている。
猿田彦珈琲が考える「たった一杯で、幸せになるコーヒー屋」を体現するため、店舗設計はアトリエ仙川・ルミネ新宿店・台北南西店(台湾)を手掛けた建築家の藤井亮介を起用。店内にただ居るだけで“言葉”を体験できる、ライゾマティクスデザインによる空間全体を用いた作品「DRIP WORDS ‐言葉の抽出‐」により、五感だけでなく六感にも訴える表現を実現するなど、野心的な試みを行っている。
小説・児童文学・漫画・アートブックに至るまで、さまざまな本の中から印象的な言葉を抽出し、今までにない表現方法で言葉を届ける「DRIP WORDS ‐言葉の抽出‐」。天井やテーブルへの斬新な映像投影など、店内のあちらこちらには、本のページを開かずとも印象的な言葉が視界に入ってくる仕掛けがたくさん。“気が付いたら誰かの言霊がコーヒーと一緒に胸の中に染み込んでいた”なんていう体験ができるかもしれない。
猿田彦珈琲の通常メニューに加え、日本橋店でしか味わえないメニューとして販売されるのが「寿太郎のスペシャルホットケーキ(日本橋限定 鳴門金時モンブラン)」。11月14日までの限定販売の“季節の味覚”は、旬のうちに味わっておきたいものだ。
また、同じく期間限定(11月14日まで)で、「時を越えて」をテーマに、時間・空間・文化を連結するCOREDO室町テラスをイメージしたコーヒー「日本橋ブレンド」も販売される。リッチチョコレートのような深い味わいと滑らかな舌触りと、長く続く上質な余韻を楽しめる一杯となっている。
忙しない日常からひとときの逃避行ができるこちらへ、週末あたり出かけてみてはいかがだろう。豊かな時間と空間、そして至極の1杯を堪能すれば、パワーチャージは完了だ。
2021年8月31日閉店
エリア: | 東京 / 東京・丸の内 |
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住所: | 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町3丁目2−1 日本橋室町三井タワー 1F |
営業時間: |
月曜日 10:00〜21:00 火曜日 10:00〜21:00 水曜日 10:00〜21:00 木曜日 10:00〜21:00 金曜日 10:00〜21:00 土曜日 10:00〜21:00 日曜日 10:00〜21:00 祝日 10:00〜21:00 |
定休日: | 不定休(誠品生活日本橋に準ずる) |
公式WEB: | http://sarutahiko.co/ |
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