オスロ市立ムンク美術館が誇る世界最大のコレクションを中心に、約60点の油彩画に版画などを加えた約100点を展示。「叫び」をはじめ、多彩なムンク作品が東京に集結している。
世界で最もよく知られる名画の一つ「叫び」を描いた近代絵画の巨匠、エドヴァルド・ムンクの大回顧展が、東京・上野の東京都美術館で開催中。
画家の故郷、ノルウェーの首都にあるオスロ市立ムンク美術館が誇る世界最大のコレクションを中心に、油彩の名品約60点が集結。版画などを加えた約100点を展示している。
名画「叫び」が複数あるのをご存知だろうか。
これまで来日した「叫び」は黒目が描かれているが、今回初来日したムンク美術館所蔵の画はテンペラ・油彩画で、目玉がない“白目バージョン”。より一層不安感が感じられるだろう。
「叫び」は4点現存し、他に版画もあるそう。
一方で、ムンクの作品は「叫び」のように不安を描いたものばかりではない。
実は愛を描いた作品も多いのだ。
ムンク自体もかなりのモテ男だったようだ。本展でも、恋人達のキスシーンや男女の別れなどをモチーフとした作品が多く来日している。
本展の限定グッズにも注目。
食べれば「ひょえー」となりそうな湖池屋「カラムーチョ」とのコラボ「ムーチョの叫び」や、世界のお茶専門店「ルピシア」のオリジナルティー、「BEAMS」とのコラボTシャツなど多彩な品揃え。
人気は、ポケモンとのコラボ商品。「叫び」のポーズをしたピカチュウのぬいぐるみは売り切れ必至だ。
愛や絶望、嫉妬、孤独など人間の内面が強烈なまでに表現された代表作の数々から、ノルウェーの自然を描いた美しい風景画、明るい色に彩られた晩年の作品に至るまで、約60年にわたるムンクの画業を振り返る本展。
世界一の名画とも言える「叫び」はあなたに何を訴えてくるだろうか。
ぜひ、自身の目で実物を確かめてみてほしい。
エリア: | 東京 / その他 |
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住所: | 〒110-0007 東京都台東区上野公園8−36 中央 東京都美術館 棟1階 内 |
電話番号: | 03-5777-8600 |
営業時間: |
火曜日 9:30〜17:30 水曜日 9:30〜17:30 木曜日 9:30〜17:30 金曜日 9:30〜20:00 土曜日 9:30〜17:30 日曜日 9:30〜17:30 祝日 9:30〜17:30 |
定休日: | 月曜日 (ただし、11月26日、12月10日、24日、1月14日は開室) 12月31日(月)、1月1日(火・祝)、1月15日(火) |
公式WEB: | https://munch2018.jp |
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