六本木にある、本と出会うための本屋・文喫が、オープン2年目となる今年、クラウドファンディングのMakuakeで「本と過ごすためのビール」プロジェクトを進めている。クラフトビールのトライピークスと共に、読書にあうビールをつくり、新しい読書体験を提供する。
お酒を飲みながら読書をしたことはあるだろうか。血流が良くなるせいか、いつもより少し速いスピードで読み進められたり、はたまた感性が研ぎ澄まされるのか、普段だったらなんでもない一言に感情移入してしまったり。そして近くに人がいれば、その感動を少し大げさに共有できたりと……、とにかくお酒×読書は、いつもと違った感覚で本が楽しめる体験なのだ。
もちろん自宅でお酒×読書を楽しむのもよいものだが、今回は敢えて文喫での体験をおすすめしたいところ。入場料を支払いゆっくり本と向き合える文喫で、しかも読書のためにつくられるというビールを片手に……。想像するだけで、いつもよりも贅沢なひととき過ごせそうではないか。
このプロジェクトの要であるビールを文喫と共に開発するのは、クラフトビールのトライピークス。Makuakeのビールカテゴリで最高額の500万円を超える支援を集めるなど今注目を集めているブランドで、”居酒屋に置かない”、”販売店に卸さない”ことを決め、「挑戦がおきる場所」に置くことにこだわりを持っている。
「国産ホップ」を採算度外視でふんだんに使ったビールや、強い香りのエールビールなど、これまでにないようなビールの開発に挑戦しているトライピークスだけに、今回の「本と過ごすためのビール」がどんなものになるのか、非常に楽しみである。
プロジェクトのクラウドファンディング自体は成功しており、完成は5月末を予定している。ただ現在もMakuakeでサポーターを受付中で、金額に応じて様々なリターンが用意されている。例えば3600円の購入では、文喫入場チケットと完成したビールが飲めるドリンクチケットがもらえる。
また、5000円を支払えば、上記のチケットに加えて文喫のブックディレクターが本を5冊選んでくれる選書サービスがつく。ほかにも、文喫内に自分が選んだ本を置ける特設本棚を作る権利等、本好きにはたまらない特典ばかり揃っている。しかし、それぞれ販売個数が決まっているので、気になる人は早めのチェックをおすすめする。
本とビールを使い、いつもの自分からはみ出す体験を楽しんで欲しいという思いも込められた、本プロジェクト。本好きもビール好きも、チェックしてみてはいかがだろう。
エリア: | 東京 / 六本木 |
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住所: | 〒106-0032 東京都港区六本木6丁目1−20 六本木電気ビルディング |
電話番号: | 03-6438-9120 |
営業時間: |
月曜日 9:00〜22:00 火曜日 9:00〜22:00 水曜日 9:00〜22:00 木曜日 9:00〜22:00 金曜日 9:00〜22:00 土曜日 9:00〜22:00 日曜日 9:00〜22:00 祝日 9:00〜22:00 |
定休日: | 不定休 |
公式WEB: | http://bunkitsu.jp/ |
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