HOME WELL BEING 菌と生きる。人は菌で始まり菌で終わる。 気になる菌のサブスクの中身とは?自宅で出来る菌ケアも
気になる菌のサブスクの中身とは?自宅で出来る菌ケアも

VOL.3 気になる菌のサブスクの中身とは?自宅で出来る菌ケアも

美や健康に重要だという、菌のコントロール。では実際にどんなことをすれば良いのだろう。他には類を見ない菌のサブスク「KINS」の中身と、下川さんによる家で出来る菌ケアの三か条「菌を入れる、育む、邪魔をしない」について紹介する。

KINSで始める、菌ケア。

目に見えない「菌」は、イメージがしづらいうえ、スーパーで売っているヨーグルトのパッケージもそんなに素敵なものではない。毎日取り入れないと……と頭ではわかっていつつも、積極的に取りたくなる見た目ではなかったりする。けれど、KINSキットは違った。

HPかインスタグラムから登録して手に入れるKINS BOX。柔らかいピンク色のキットは、これまでの「菌」関連の商品にはないような小洒落たデザインで、側に置いておきたくなる。

上段右:サプリメント、下段左から1:スキンテストのセットのケース。2:ジップ付きの袋に入った検査キット。3:スキンテストシートを検査機関へ送るための返信用封筒。

キットには、日々飲んで欲しいというサプリメント、肌の菌状態を確認する検査キットが入っている。「1」「2」「3」と、パッケージを見るだけで、手順がわかりやすくなっているのも優しい。

KINSサプリメント

やっぱり気になるのはこのサプリ。20種類の乳酸菌と、乳酸菌のエサとなる食物繊維、さらに直接的に体に良い影響を与える乳酸菌生成物質が入ったオールインワンサプリメントだ。
「誰もが知っていて、多くの人に効果的なビフィズス菌はもちろん、30代の女性にも重要な植物性の乳酸菌・パラカゼイという菌も入っています。それが少なからず老化を感じるであろう時期に必要なエクオールと言う物質を作ってくれ、シミやシワを改善してくれるという結果も期待できるんです」(下川さん)

KINSスキンテスト

こちらは、シールを肌に貼ってチェックする「KINSスキンテスト」。皮膚の常在菌の分布を知るための検査キットであり、菌の状態を把握し、体調を数値化して確認することができるという。

「サプリメントを飲み始めると同時にスキンテストをしていただくと3〜5週間で検査結果が出ます。なので、検査結果を見ながら、コンシェルジュとやり取りが可能です」(下川さん)

KINSコンシェルジュ

そう、このコンシェルジュサービスこそ、他にはないサービス。LINEで、ユーザー一人ひとりの生活習慣に沿った菌のケアやコントロール方法を教えてくれるのだ。しかも、しっかりした論文のエビデンスを添えての回答が得られるという。これは、ドクターである下川さんが立ち上げたサービスならではだろう。

「ユーザーは、困った時はもちろん、さまざまな質問や疑問が浮かんだときにはコンシェルジュに気軽に相談できますし、スキンテストの検査結果が出ればそれについても解説します。さらに3ヶ月目以降は化粧品分析というサービスがあり、希望者の方だけですが自分が使っている化粧品を写メで送ってもらい、使っている化粧品のデータベースに基づいてアドバイスなどもしています」(下川さん)

菌ケアと聞くと、「具体的に、何から始めればいいの!?」と少々ハードルが高く感じる人もいるかもしれない。でもそんな心配が不要になるくらい、KINSのセットは単純で、簡単だった。月5,980円(税別)なので安くはないが、これで身体の調子が整うなら、少し高めの化粧品の代わりに試してみたくなる。

「KINSは、ユーザーの方々の今後の生活にコミットするということで適当なことはできません。だからこそ毎回、ユーザーの方々とコミュニケーションをとり、サービスのクオリティーをアップデートしていきます。今後も、さまざまなサービスが展開されるのを期待してほしいです」

 

菌ケアで心掛けるべき三か条

でも、これで終わりではない。下川さんによれば、菌をコントロールして、ある程度結果を出したあとも「腸に働きかけるには、ライフスタイルの中での菌ケアは必須」とのこと。秘訣は「菌を入れる、育む、邪魔をしない」の三か条だという。

1.菌を入れる

「KINSのセットに入っているオールインワンサプリメントには、現代の人々に必要な菌が入っているので、それで菌を摂取してもらうのが理想ですが、自然と戯れるのも菌を取り入れるのに効果的なんです。自然が豊かな公園で休日を過ごしたり、森林浴したり。肺からもいい菌を摂取できるので、自然の中に身を置くことをおすすめします」

2.菌を育む

「率直に言うと原点回帰というか。昔の人々は味噌汁に玄米、青魚にお漬物など、自然と菌ケアできる食事を摂っていたので、少しでもそれを意識した食生活をすること。味噌汁や納豆を朝食にプラスしたり、お魚を天然のものにしてみる。朝一杯の緑茶を習慣づけるなど。うちでは十六穀米を取り入れていますが、まずは何か一つから少しずつ転換していくこと。一気に変えようとすると大変になって、せっかくの習慣が続けられないので」

3.菌や腸の邪魔をしない

「菌に悪影響を及ぼすものは、3つあります。それがストレス、グルテン、アルコール。それらを極力、抑えたり控えたりすること。ストレスは腸内細菌をいじって、悪玉菌に変えてしまいますし、グルテンとアルコールの摂りすぎは腸漏れという現象を引き起こすので控えるようにしましょう」。

「腸漏れ」というと聞き慣れないかもしれないが、言葉通り、腸の粘膜に隙間ができて毒素や細菌などが漏れ出してしまう現象だ。漏れ出した毒素などが体中を巡ると、全身の不調や病気の原因にもなりうるという。とはいえ、それを恐れて全てを一気に変えようとすると続かない。頭に置きつつ、菌をうまくコントロールしていくことが大事なのだ。

「菌を摂る、育てる、邪魔しない、その三か条を日頃から意識しながら、食事を作るなど日常生活を送ることです。さらに理想を言うと、ご自身や家族、お子さんなどと一緒に味噌を作ってみたり、ぬか漬けを作るなど、菌と触れ合う体験をすること。僕たちもワークショップなどのイベントで味噌作りをするのですが、そんな機会が定期的にある生活は素敵だと思います」

いいことづくしの菌ケアで、内側と外側の両方から健康美を追求していきたい。

 

文:松倉和華子
撮影:河野優太