「これからの私たちを、“幸せにする”モノゴトを考えて生きる。」をコンセプトにスタートした、ハルマリ公式インスタライブ「Harumari LABO」。今回は、他にはない「菌」のサブスクを手掛けるKINSの代表・下川穣さんをゲストにお招きし、編集部の岡野ぴんこが、美容や健康に良い「菌」について徹底質問。トークでは、コロナ太り解消の効果が期待できる食材の紹介など、今だからこそ嬉しい情報もたくさん話していただきました。
なんだかとにかく“菌”について考えなくてはいけない気がする、菌を知っておいたほうがそろそろ良い気がする、そんな謎の“菌焦燥感”にしばらく駆り立てられていました。
発酵食品がやっぱり体には良いらしい、でもそれだけではなくそれ以上に“菌”を諸々知って体に取り込むべきなのである、そこまではわかるけど……
そんな時に知ったのが「KINS」の存在。
「菌のサブスクリプションサービス」という新しすぎる響きに心が躍りました。
Haurmari LABO の第一回目は間違いなく菌について考えたい、そこで今回の下川先生とのライブが実現しました。
下川さんならではの医学的観点からの菌の話はとてもためになり初めて知ることばかり。その一方で無意識によくも悪くもこんなに生活の中で菌に関わっていたんだ、と言う驚きも。身近なはずなのに、よく知らない、でもわたしたちを生かしてくれているという不思議な存在、菌。その存在について考えてみました。(HarumariTOKYO編集部・岡野ぴんこ)
「菌は悪いイメージがあるけれど、彼らがいないと人は生きていけない」
白衣で登場し、冒頭から菌への思いを語ってくれた下川さん。まずは菌の基礎知識や、普段から菌を取り入れて健康や美容につなげる「菌ケア」について教えていただきました。
「菌ケアのために必要なことは3つあります。菌を入れる、育てる、邪魔をしない。納豆や麹などをとり、菌を育てるために、ポリフェノールなどを含んだイチゴや玉ねぎなどを食べる。そして、悪玉菌を増やす人工甘味料、酸化防止剤などの添加物をとらないこと。これが大事です」
「菌を入れる、育てる、邪魔をしない」というこの3ヶ条は、KINSが提案する菌ケアの基礎。ハルマリの過去の取材記事(https://harumari.tokyo/42221/)でもしっかり紹介しているので、詳しく知りたい人はぜひ読んでみてください。
そして話題は、今一番気になるコロナウイルス関連へ。今はコロナウイルス感染対策のため、お店に入る時や、外から帰ったあとなど、様々な場所で除菌をしている状況。しかしこれについて下川さんは。
「短期的にはコロナウイルスの感染から守る、という意味では絶対やった方が良いです。でも除菌をずっと続けていると、免疫のバランスは崩れていく。危惧しているのはこのあと、世界的にアレルギーが爆発するのではないかということです」
なんとも恐ろしい話ですが、これにはきちんとしたエビデンスもあります。下川さんによれば、日本では戦後、清潔に気を使うようになってからアレルギーが増えた例があるといい、除菌を続けて体に良い菌を殺しすぎると、戦後と同じような状況を引き起こす可能性があるというのです。とはいえ、除菌は今の私たちにとって必要なこと。下川さんは、その解決策も教えてくれました。
「例えば口の中にも1千億、1兆の菌がいます。中には一酸化窒素を作る菌がいる、その菌のおかげで糖尿病が防げるのに、マウスウォッシュをすることでその菌を殺してしまう。そうすることで病気のリスクが高まる可能性があるんです。短期的にはコロナの対策のために除菌した方が良い、でもその分、菌を入れないといけない。」
菌を殺し過ぎたら、バランスをとるためにも「菌を入れる」ことが大事。そして入れるためには、納豆や麹などの食べ物も良いですが、食べ物以外もとれるよう、KINSではあるものを開発しているそう。
「今開発中なのが、KINSのオリジナル歯磨き粉です。歯磨きしている間に菌を摂取するという。菌を除菌するために行う歯磨きを、単純に除菌してしまうと、必要な菌も除菌してしまう。これは、菌同士を結束させて、悪い菌を退治する、菌を加える、「加菌」の考え方です。」
ただ菌を退治するのではなく、菌同士で協力させて悪玉菌をなくす、という新しい発想の商品。この商品の発表には視聴者の皆さんも興味深々。今鋭意開発しているとのことなので、楽しみに待ちましょう。
さらにコロナ関連でもう一つ、すぐに役立つ嬉しい情報も。
「この状況でお肉がついた方多いと思うんですよ、そんな方におすすめの食材があるんです」
下川さんが話してくれたのは、外出自粛による、いわゆる「コロナ太り」の解消が期待できるという、ある食材。一体なんなのでしょう?
「ブロッコリースプラウトです。もやしとかカイワレのような、芽が出てくる野菜です」
ブロッコリースプラウト……?あまり聞き馴染みがないかもしれないですが、スーパーなどで簡単に手に入る野菜です。
「太っている人と痩せている人を比べて、ファーミキューテスという菌が多い人の方が太りやすい。この菌を減らしてくれるのが、ブロッコリースプラウトなんです。他にも、美肌の人はアブラナ科の食材を食べている傾向があるんですが、そのアブラナ科の食材の一つが、ブロッコリースプラウトです。ブロッコリースプラウトにはスルフォラファンという、アンチエイジングの物質が入っているのですが、ただのブロッコリーの10倍も入っています」
スーパーで手に入る食材で、コロナ太りを解消し、美肌も手に入るなんて驚きです。ブロッコリースプラウトは、1日30gくらいをサラダなどに入れて食べると良いそう。少し手がかかりますが自家栽培もできるとのことなので、家庭菜園気分で試してみるのも良いかもしれません。
さらにインスタライブ中、「KINSコンシェルジュ」の方もスタンバイ。コンシェルジュは、KINSのサービスを利用している人向けのサービスですが、この日はコメント欄の質問に対して、生で視聴者の方の悩みに答えてくれていました。
ほかにも美肌に良い菌の話や、KINS商品の紹介など、書きたい情報はまだまだありますが、ひとまずここまで。ライブの様子はI G T Vから見られますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。最後に、下川さんからのコメントを紹介します。
「いつもの生活は、基本は菌を殺す方向。朝から晩まで菌を殺すことに集中しています。朝起きて歯磨きをして、マウスウォッシュをして…朝ごはんを食べるときには人工甘味料がたくさん入っているものを食べる。ダブル洗顔で美肌菌を殺す。シャンプーして頭皮の菌を殺す…。そういう一挙手一投足を埋められるように、今、KINSもサービスを拡大しています。KINSの今後の新商品も含めてウォッチしていただいて、一緒に、菌ケアをしていく。そうするうちに、気づいたら免疫力も良くなっていて、寝つきも良くなって、生理痛から開放されて…という、健康な体をゲットしながら美も手に入れましょう」
今までも「発酵」や「乳酸菌」などのキーワードで注目されてきた菌。ですが、ポストコロナの今、体の中にある菌を意識することはますます大切になってくるのかもしれません。KINSのサイトやインスタグラムでも情報をたくさん発信しているとのことなので、気になった方は覗いてみてはいかがでしょうか。
「菌を生かさない、菌を殺す生活を朝から晩までしているんです」
まずはこの衝撃の言葉。無意識のうちの普段の生活が菌にとっては良くないことばかりをしていると言う事実にまずは打ちのめされました・・・。
でもそりゃそうだ、これまで一回も「菌にとって良い生活をしよう」と考えたことがなかったのだから。
菌にとって良いこと悪いこと、どう言う生活をして実際には何を摂取したら良いのか、ライブの中ではたくさん今後のライフスタイルのキーポイントになる事が登場しました。
“菌を取り入れる、育てる、邪魔しない”
一番心に残った菌三箇条です。菌という目線から自分の生活や内側を見つめ直してみる事、これ自体がまず大きな第一歩だった気がするのです。
一度知ったら知らない状態には戻れない、とはよく言いますがもう菌を考えない私には戻れない、大袈裟ですがまさにそう感じました。
そしてあの日から今まで私は毎日ブロッコリースプラウト、食べてます。
ご報告まで。(岡野ぴんこ)
ハルマリのインスタ公式アカウントでは、定期的にインスタライブ「Harumari LABO」を開催!「これからの私たちを、“幸せにする”モノゴトを考えて生きる。」をコンセプトに、その種になりそうな、気になること、知りたいこと、考えたいこと、試したいことを視聴者の皆さんと一緒に考えていきます。次回の開催は6月10日(水)の21:00から、ボイストレーナーの鳥山真翔さんと、美顔ボイトレを実践します!ぜひ、チェックしてください。インスタグラムの公式アカウント@harumari_tokyoのフォローもお願いします。
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