HOME NEW TRENDS 注目商品・サービス サービス まるでジムのトレーナー? AI搭載アプリで自宅トレーニングを効果的に
まるでジムのトレーナー? AI搭載アプリで自宅トレーニングを効果的に

まるでジムのトレーナー? AI搭載アプリで自宅トレーニングを効果的に

オンラインのトレーニング動画などが充実している今、自宅で体を鍛えるようになった人も多いのではないだろうか。しかしジムと違い、周りの目がない環境でのトレーニングは、つい自分に甘くなりがち。そこでおすすめなのがネクストシステムがリリースしている「家トレ」アプリだ。AIが搭載されており、筋トレの回数をカウントしてくれたり、正しいフォームに導いてくれたりと、まるでジムのトレーナーのような役割を果たしてくれるという。しかし、そうは言ってもスマートフォンのアプリ。トレーナーの代わりになり得るのか、実際に試してみた。

コロナ禍でジムから足が遠のいたうえ、リモートワークにより運動する機会も減り、すっかり体が鈍ってしまった筆者。トレーニングをしなければと思いつつも、動画ならいつでも見られるからと先延ばしになり、結局取り組んでいなかった。そこで今回、「家トレ」アプリを使ってみることにしたのである。

使いかたの手順は簡単だ。まずは、年齢、性別、身長、体重を入力。次にどのトレーニングをするのかを選ぶ。現在選択できるのは「スクワット」と「フロントランジ」のみ。回数は10回、20回、30回と選べるようになっている。すっかり衰えている筆者はひとまず「スクワット」を「10回」に設定してみた。

次に、カメラで全身をうつすよう指示されるので、机やベッドの上などにスマートフォンを立て、全身が映るようにスマートフォンの位置と角度を調整。セットボタンを押すと全身スキャンが始まるので、その間体を静止する。これだけでも、なんだかとてもハイテクな機材を導入したような気持ちだ。

置き場所は机やベッドの上など、どこでもO K

スキャンによってAIが骨格を認識したら、いよいよトレーニングスタート。

始めるとすぐに、自己流のトレーニングとの違いに気付いた。画面には腰の位置を下げる目安のラインが表示されているのだが、ここまでしっかり下げないとAIがカウントをしてくれないのだ。また、腰の位置が床と平行になっているかを示すラインも表示されるので、正しいフォームを意識しやすい。

カウントは、音声で「1」「2」……と数えてくれるので、スマホの画面を見る必要はない。自分で回数を数えていると、そちらに意識が集中してしまい、フォームが雑になっていくことがあるが、このアプリがあればフォームだけに集中できる。

しっかり腰を落としたスクワットを10回こなすと、それだけで体が温まった。自分一人でやるよりも、効果的なトレーニングができているような感覚だ。

そして終了画面には、トレーニング時間や消費カロリーが表示される。この記録は保存されてカレンダー形式で見られるので、この日は少なかった、この週は頑張った、など一目でトレーニング状況が確認できる。

また、今回は1種類のトレーニングだったが、自分でメニューを組むこともできる。たとえば「スクワット20回」に「インターバル10秒」を挟み、「フロントランジ10回」を行うよう設定すれば、いちいちアプリを立ち上げ直さずとも、そのメニューが終わるまで続けてカウントしてくれるのだ。

試す前までは、所詮アプリ……と侮っている部分もあったのだが、いざ実践してみれば、一人でやるよりも断然良いものだった。もちろん本物のトレーナーには敵わないけれど、「カウントをしてくれる」ことと、「フォームを確認できる」だけで、チェックされてるからしっかりやらなきゃ、と気持ちが引き締まるのだ。

どうしてこのようなアプリを開発したのか、開発したネクストシステムの広報・田中さんに話を聞いた。

「新型コロナウイルスによる外出自粛による運動不足を認識し『当社がもっている技術で何か社会に貢献できることがないか』を検討したことがきっかけです。実際に、弊社でも在宅ワークを行った社員に対して社内調査を行ったところ1週間の歩数が70%も減少していました。弊社はシステムの開発会社で、基本デスクワークなのにさらに動かなくなってしまった感じです。私も体重が1kg増えました」。

また、ここまで完成させるのには相当な苦労があったそう。

「体型や服装、背景などの環境によって骨格検出に差が出てくるので、 誰でもカウントできるようにアルゴリズムを調整するところが難しかったです。特に、運動のカウントを、何基準で判断するかの選定に苦心しました」。

カウントは腰の位置で判断

カウントをする際、たとえば足の角度を基準とすると、人によって足の開き方が違う、スクワットの場合は下半身しか映っていないときにカウントを取得できないなどの問題が発生する。さらに、人によってスクワットのやり方が違うため、汎用性を持たせる必要があり、最終的に腰の位置の上げ下げでカウントを取ることになったという。

現在アプリが対応しているのは「スクワット」と「フロントランジ」のみだが、今後は「腹筋」や「腕立て」など、他のトレーニングもカウントできるようにアップデートされる予定だ。

カウントをして、正しいフォームに導いてくれる、まるでトレーナーのような感覚で使える「家トレ」。家ではつい怠けてしまうという人は、このアプリを取り入れて、自宅トレーニングの時間を効果的なものにしてみてはいかがだろう。

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家トレ

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公式WEB: https://www.next-system.com/ietore